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「BOSS ES-8 Effects Switching System」!ボスの驚異的な機能を持つスイッチャー、ついに登場!!

今年、2015年1月に開催されたWINTER NAMM SHOWで発表され、特に大きな話題となったあのスイッチャーが遂に登場です!
BOSS ES-8 Effects Switching System」。驚異の機能性を持つ8+1ループスイッチャーですね。
ルーティングの入れ替えを自由に行うことが出来、さらにパラレル、ステレオにも対応。最大800までのプリセットを保存でき、MIDIやコントロール系も備えたモデルとなっています。かなり高機能で、未だ全ての機能が公開されているわけではないのですが、分かっている範囲の事を載せて行きたいと思います。

こちらがES-8です。

ループ数 8(エフェクト・ループ)/1(ボリューム・ループ)
パッチ 800
ペダル ナンバー・スイッチ×8/BANKスイッチ×2/MEMORY/MANUALスイッチ/MUTEスイッチ
規定入力レベル IN 1、2:-10dBu/RTN 1〜6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL:-10dBu
入力インピーダンス IN 1、2:1MΩ
規定出力レベル SEND 1〜7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL、OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:-10dBu
出力インピーダンス OUT 1/L、OUT 2/R、TUNER:1kΩ
推奨負荷インピーダンス 10kΩ以上
ディスプレイ 7セグメント3桁LED/16桁2行(バックライト付LCD)
接続端子 IN 1、2端子:標準タイプ/SEND 1〜7、SEND 8L、SEND 8R、SEND VOL端子:標準タイプ/RTN 1〜6、RTN 7L、RTN 7R、RTN 8L、RTN 8R、RTN VOL端子:標準タイプ/OUT 1/L、OUT 2/R端子:標準タイプ/TUNER端子:標準タイプ/EXT CTL CTL 1/2、CTL 3/4、CTL 5/6端子:TRS標準タイプ/EXT CTL EXP 1、EXP 2端子:TRS標準タイプ/CTL IN EXP 1 CTL 1/2、EXP 2 CTL 3/4端子:TRS標準タイプ/MIDI端子(IN、OUT/THRU)/DC IN端子
電源 ACアダプター/消費電流 400mA/付属品 ACアダプター/取扱説明書/「安全上のご注意」チラシ/保証書/ローランド ユーザー登録カード/ゴム足×5/ネジ×2
別売品 フットスイッチ:BOSS FS-5UFS-6FS-7
エクスプレッション・ペダル:BOSS FV-500LFV-500HRoland EV-5
外形寸法 / 質量幅 (W)439 mm奥行き (D)137 mm高さ (H)65 mm質量2.5 kg

簡単な特徴としてはこんな感じです。
BOSS ES-8  Effects Switching System
ES-8に搭載されるループの数は8つです。セパレートループは無く、基本的には8つ+1つのループが直列に配される形となっています。そのうち、ループ1〜6はモノラルループとなっていて、ループ7が1in2out、すなわちステレオアウトのエフェクターに対応、ループ8は2in2out、つまりステレオイン/ステレオアウトのエフェクトに対応しています。そして1系統のヴォリュームループを登載。ヴォリュームペダルを接続するために用意されたループですが・・・これが予想外に重要な役割を果たします。
まず、簡単な構造を言うと、ES-8には2つのインプットがあります。その後にインプットセレクターを通り、入力するインプットを設定。続いてインプットバッファがあります。そこからループにいくわけですが、ここが「アナログ・スイッチ・アレー」という構造になっていて、ルーティングを自在に入れ替えられます。そしてここにあるループが前述の8ループとヴォリュームループです。そして、ヴォリュームループのSENDはグラウンドリフトが可能です。また、このアナログ・スイッチ・アレーの中には2系統のミキサーも搭載されています。そしてアナログ・スイッチ・アレーを通ったシグナルは2系統のアウトプット(モノラル使用の場合は1系統)バッファを通り、アウトプットバッファ後にミュート回路(チューナーアウト等でミュートする時に使用)を通して出力されるという仕組みです。
「ヴォリュームループのSENDはグラウンドリフトが可能」。そして、自在にルーティングを入れ替えできる・・・これがポイントです。前述のとおり、ES-8にはセパレートループはありません。が、このヴォリュームループをアンプ用のループに使うことが出来ます。アンプ用のループとは、つまりアンプのインプットに出力(SEND)し、アンプのエフェクトループから入力(RETURN)するということですね。つまり・・・8つのエフェクトループは自由にセパレートループを分けることもできるという仕組み、ということになります。発表時簡易的な機能発表時のそれぞれで記事を書きましたが、この仕組みは予想できませんでした。
言葉にすれば長いですが、仕組みとしてはたしかにシンプルで分かりやすいです。アンプのエフェクトループを、セパレートループという形にせず、使いたいときにだけ使うというスタイルはLoop and Link 2にもあった機能です。そこにルーティング切替機能を加えることで、セパレートループの分割を自由に行うという仕組みを実現しています。すごい発想ですね。
そして、次のポイントが2系統のミキサーの存在。これにより、モノラルならば2ヶ所、ステレオが入るなら1ヶ所で、エフェクトをパラレルで使用することができるようになります。パラレル・チェーンと呼ぶようですが、複数のエフェクトをパラレルで接続することもでき、また新しい効果を作ることができます。
この構造自体は、Decibel Eleven Pedal Paletteがモノラル4ループ(このスイッチャーもルーティング入れ替え可能ですね)で実現しているものですが、それを発展させ、8ループやステレオの機能を加え、ルーティング入れ替えの自由度もより高めたのがES-8ということになりますね。
また、多くのスイッチャーにおけるセパレートループの使用法として、それをラッチ式スイッチとして使い、アンプやエフェクトのリモートスイッチにするということがありますが、ES-8の場合は別途コントロールセクションを用意。エクスプレッションペダル/フットスイッチ入力端子が2つ、エクスプレッションペダル出力端子が2つと出力用のフットスイッチ端子が3つあり、それぞれ2つずつ、計6つまでのスイッチング信号を出力できる形となっています。外部フットスイッチはFS-7などに対応しています。さらにMIDI IN/OUTもあります。各コントロールスイッチについてはES-8本体のスイッチにアサインすることもできるようですね。
そう、スイッチの自由なアサイン。これもES-8の特徴です。ES-8のフットスイッチは「全てのスイッチ」に自由な組み合わせで機能をアサインできるということですね。アサイン出来る機能は以下の通りです。

  • タップ・テンポとプリセット・テンポ
  • 特定のループのOn/Off
  • CTLアウトプットに接続された外部エフェクトのコントロール
  • インプット/アウトプット割り当ての切り替え
  • MIDIメッセージの送出

フットスイッチはラッチ式、アンラッチ式(つまりモメンタリー)を切り替えることが出来、これでタップテンポにしたり、踏んでいる間だけ選択されるプログラムを作ったりすることもできるようになっています。
最後にMIDIについてですが、ES-8ではプログラムチェンジメッセージ、コントロールチェンジメッセージとMIDIクロックに対応しているようです。ただ、これについての詳細はまだはっきりしていません。例えばFree the Tone ARC-3では複数のプログラムチェンジやコントロールチェンジを出力できるんですが、ES-8ではいくつのプログラムチェンジメッセージやコントロールチェンジを同時出力できるのか、といったところはまだ公開されていないためです。
とはいえ、MIDIはもともとRolandが中心になって作られた規格です。この点でぬかりは無いだろうとは思いますが、現時点でその部分については不明、ということですね。

BOSS ES-8  Effects Switching System
外形寸法 / 質量幅 (W)439 mm奥行き (D)137 mm高さ (H)65 mm質量2.5 kgということで・・・サイズはこんな感じです。大型の本格プログラマブルスイッチャーですね。
 
これはすごいですね。5月28日発売予定ということで・・・完全に全貌が明らかになるのはもう少しって感じだと思います。フラッグシップ級のスイッチャーに関しては、今後かなり雰囲気が変わってくるかも知れませんね。

 
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