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「One Control Sonic Blue Twanger」!フェンダーブラックフェイスサウンドを再現したオーバードライブ、弾いてきました!


先日One Controlから発売された新作オーバードライブ、「One Control Sonic Blue Twanger」を弾いてきたのでレポートしたいと思います!
冒頭のあざとい写真は先日Twitterに載せたものですが・・・まぁこれは買うよねということで、弾いたら買ってしまいたくなるようなペダルだと思います。

どんな感じか、試奏したときのレポートを書きたいと思います。

One Control Sonic Blue Twanger

こちらが、Sonic Blue Twanger(以下SBT)です。アンプサウンドをエフェクターで再現する、最近だとAIAB(Amp in a Box)と呼ばれるタイプのペダルですね。マーシャル系のペダルなんかは昔から作られていたりしますが、このペダルはフェンダー系。それもブラックフェイス期のモデルを再現したものです。
フェンダーアンプを再現したエフェクターはそれ自体が多くはないですが、その中でもブラックフェイス系は本当に少ないです。Wampler Black '65はそれっぽい感じで、あとはあえていえばAMT F-1などもスタンダードなフェンダーサウンドという意味では近いかもしれません。それくらいしか見つからなくて、他はたいていがもっと初期のフェンダーアンプ、いわゆるツイードアンプのサウンドとなっていることが多いように思います。
一方、とくに日本においては、以前から「ツインリバーブ」のような、キラッキラのクリーン〜ジャリっとしたクランチを再現するペダルは求められてきたように思います。たとえばトランスペアレント系オーバードライブの代表的なモデル、Timmyは、そのちょっとミッドによった歪みの特性がフェンダーっぽい雰囲気があるとして人気が出た面もありますし、もっと言えばBOSS BD-2のジャリジャリしたトーンがフェンダーっぽいということで定番化したとも言えます。
そういう意味で、今回のSBTは、発表された時から期待をしていたペダルでもありました。設計はBJFEやMad ProfessorBearfootなどの設計も手がけるBJFことBjörn Juhl。One Controlならではのアルミ削り出しミニケースのこのシリーズはクオリティも高く手頃なモデルが多いので、どんなものに仕上がっているのかということで、試してきました。
One Control Sonic Blue Twanger オーバードライブ ギターエフェクター
コントロールはVolumeとMaster、そしてTreble。Volumeはプリアンプ、Masterはパワーアンプのサウンドを再現し、音量と歪みの両方をコントロール。そしてTrebleは全体の音量を整えるものとなっています。

さらに側面にはスライドスイッチを装備し、これでRhythm/Leadのモード切替が可能。2chアンプのように使うことができるペダルとなっています。守備範囲はフェンダークリーンから「極悪な歪み」まで。ブラックフェイスアンプは綺麗なクリーンが出ると共に、フルに歪ませれば耳が痛くなるような歪みをつくるとして古くから知られていますが、そこまですべてを再現したということです。
では、レポートしてみましょう。
 

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


One Control Sonic Blue Twanger

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One Control 《ワン・コントロール》 Sonic Blue Twanger
価格:15552円(税込、送料別) (2016/9/17時点)


Roland JC-120
Roland JC-120
いつも通り、ストラト+JCの組み合わせです。
 

  • 操作性

まずは操作性から。このペダル、コントロールが2Volアンプの形を再現しているため、ちょっと癖があります。チューブアンプで音を作ったり、またその構造を知っていれば難しいことはありませんが、初めてのペダルとしては戸惑うことがあるかもしれません。Volumeを上げれば音量と共に歪みが強くなり、Masterを上げれば音量と共に歪みが強くなります。動きを文字で表せば同じなんですが、それぞれの歪みの質が違うので、それらを組み合わせてちょうど良いところを探すような形になりますね。また、Rhythmモードではそもそもほとんど歪まないので、分かりやすいオーバードライブペダルではないのも確かです。しかし、だからこそこのペダルは意味があると思います。あ、Trebleコントロールは普通のトーンコントロールみたいに使えます。
 

  • サウンドレポート

では音についてです。まずはRhythmモードから。初期設定がこっちのモードになっているみたいですね。全部のノブを12時にして音を出すと・・・私はこの瞬間にこれは買わなきゃ、と思いました。
音はまだクリーントーンです。クリーントーンなんですが、JCのクリーントーンじゃないんですよね。JC-120はトランジスタアンプで、元々フェンダーに近いキャラクターのクリーンを作ります。ですが本物のフェンダーアンプと比べると音が真ん中に寄っていて、良い音ではあるんですがキャラクターとしてちょっと違うところがあります。そんなJCの、ある意味で素直なクリーントーンが、フェンダーアンプのあの、「煌びやかなクリーン」に変わります。トレブルが強くなるのは確かなんですが、それだけじゃないんですよね。トレブルブーストをしたり、JCのEQでTrebleを上げてもこの音は出ません。でもSBTをつなぐと、なぜかあのフェンダークリーンが出ます。
もちろんエフェクターで作っているわけですから、本物のアンプを隣に置いて切り替えればまた違うかもしれませんが・・・でもこのSBTが作るクリーンは、まさにフェンダーアンプが作るあの匂いがするんです。明確に言葉で説明できないんですが、フェンダーの色というか、風合いを間違いなく持っているサウンドだと思います。
で、ここからVolumeやMasterを上げていけば歪み出すんですが、音量も上がるためお店での試奏ではこれ以上は上げず、スイッチを動かしてLeadチャンネルに切り替えました。
Leadに切り替えると、まずゲインが上がります。ジャリっとした独特の倍音成分と、バリっとしたスピーカーが震えるような音が混ざります。そして、Rhythmモードで感じた「フェンダーの匂い」がさらに強くなります。VolumeやMasterを下げればこのモードでもクリーンが作れますね。私はこのモードで、少しVolumeを上げたときのローゲインな、歪むか歪まないか微妙なところの音が一番好きでした。というか、エフェクターでこの音が作れるんだ、というのが驚きですね。何をどうやってこの音を出しているのか分かりませんが、何をどうやってもフェンダーの音になる、そんなペダルだと思います。
「ジャリっとした歪み」を求めて、BD-2BD-2Wを使うプレイヤーは多いと思います。SBTはそんなプレイヤーにとって、ポストBD-2となり得るペダルではないかと思います。
これは是非、お店にあったら試してみてください。何かこう、格が違う音を体験できるペダルだと思います。
サンプルムービー
レビュー

 
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