ハイエンドなアンプモデリングやマルチエフェクターを制作するFX8 Mark IIとAX8の価格が改定され、少し安くなりました。
それぞれ改めて見てみましょう。
Fractal Audio Systems FX8 Mark II
- フロントパネルとサイドパネルがブラックに変更
- フットスイッチのレイアウトが変更
- INPUTパッドに+18dBオプションを追加
の変更を施したモデルです。最大128のプリセットを保存できるマルチエフェクトで、20種類以上のハイクオリティな「エフェクトブロック」の中から8つまでを同時に使うことができます。また、グローバルヴォリュームと10バンドのグローバルEQを搭載し、全体のサウンドを整えたり設定することができます。もちろんボリュームは外部エクスプレッションペダルなどでコントロール可能。エフェクトブロックは、さらに中に複数のエフェクトがあり、その中から好きなサウンドを1つ選択して使用でき、また、それらの8つのエフェクトは全て直列/並列が選択できるということです。もちろん各エフェクトには細かなパラメータがあり、それらは本体のディスプレイだけでなくPC/Mac上から各パラメータの編集やファームウェアアップデートが可能です。
入出力系はプリとポストの2つに分かれた構造。つまりアンプの前とエフェクトループを1台でまとめて管理することができます。プリは1In2Out、ポストは2In2Outです。さらにPedal端子を2つ、Relay端子を2つ装備。それぞれTRS(ステレオ)端子で、エクスプレッションペダルによるコントロールや外部フットスイッチを接続し、より詳細なリアルタイムコントロールが可能となっています。さらにUSBとMIDI IN/OUTを搭載しています。
初代モデルのサンプルムービー
Fractal Audio Systems AX8
「23種、31個のエフェクトブロック」と「Axe-Fx IIと同等のアンプ及びキャビネットモデル」を搭載。222を超える「Quantum Amp Modeling」、そして「Ultra-Res」キャビネットシミュレーターを収録しています。
エフェクトも強力で、29以上のドライブペダル、19のリバーブアルゴリズム、ワーミー、コーラス、EQ、ディレイなど多彩なエフェクトを使うことができます。
1つのブロックにXYスイッチング機構を備え、2種類の全く違うセッティングを設定可能。プリセットは512と膨大で、それらは4x12の「シーン」という形で呼び出すことができます。そして多彩なパラメータを外部エクスプレッションペダルからリアルタイムにコントロールすることもできます。
入出力端子はインプット、ステレオエフェクトループ(パラレルステレオアウトとしても使用可能)、ステレオアンバランスドアウト、XLRのステレオバランスドアウト(グラウンドリフト可能)、S/P DIFデジタルアウト、USB、MIDIとなっています。
多彩なセッティングはMac/Windows対応のフリーウェア、「AX8-Edit」ソフトウェアから設定でき、プリセットをPCで管理したりすることも可能です。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
定価だけを見ると、FX8 Mark IIが210kから190k、AX8は240kから210k。税別でそんな感じの変更となっています。
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