ブースターペダル。最近、ってか2016年以降に発売されたブースターをなんとなく見返してみたんですが、改めて見てみると変わったブースターが最近は多い感じがします。
ということで、どんな変わったブースターが出ているのか。10機種まとめて見て見ましょう。
ブランド名順に載せていきます。では、いってみましょう!
BSM Galaxy 1011
18Vアダプターで駆動し、9V電池でも動作させることができるということです。
Marshall Majorアンプに接続することでリッチーサウンドが再現できます。
Solodallas STORM
オプティカルリミッターも内蔵し、コントロールはPower、Storm、Snap。Powerで音量を、Stormでインプットレベル、Snapでリミッターのコントロールをします。駆動は9V電池、または9Vアダプターとなっています。
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Skreddy Pedals Dynamic Mids Enhancer
順にローミッド、ミッド、ハイミッド辺りを微調整するもので、どれも大きく音を変えるものではないようですね。多くのギタリストが愛用する「エンハンサー」的なマジックブースターをイメージし、それらを細かくコントロールできるようになっています。
Levelは最小でもユニティより少し音量が上がるように作られていて、オーバードライブやファズの後段に最適とのことですね。9〜18Vの電源で駆動でき、電圧が上がるとダイナミック、パンチのあるサウンドとなり、音量も高まります。
Strictly 7 Guitars HISS-TERIA
右側はオーバードライブ、左側はノイズゲート。黒いノブがオーバードライブのコントロールで、Volume、Tone、Drive。そして右側中央のトグルスイッチでローをカットしつつ高域を強調するジェントなトーンになるSHAPEモードをON/OFFできます。
左側の青いノブはノイズゲートで、ThresholdとReleaseコントロールです。単に演奏していない時のノイズを低減するのはもちろん、たとえばミュートプレイなどでより歯切れの良い音を作るエフェクト的な使い方をする際にも有効なエフェクトとなっています。
ジャンル的にオーバードライブなんですが・・・ハイゲインアンプ用ブースターと考えたら面白いと思ったので載せました。
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Suhr Amps Dual Boost
コントロールはBoost1、Hi-Cut1、Boost2、Hi-Cut2コントロールを搭載。それぞれのセッティングでブーストレベルとハイカットコントロールで音色を設定できます。また、最大ブースト量は+10dBと+20dBから選択することもできます。
フットスイッチを長押しすることで2つのセッティングを切り替え可能。また、トゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えることも出来ます。切り替えるとLEDの色が変わり、今のセッティングがどちらかをすぐに見分けることが可能。1が緑、2が赤です。
Suhrペダルに共通するリモートスイッチ端子や電池が消耗すると電源投入時に警告を表示、さらに消耗すると自動的にバイパスされる機能も付いています。
回路は内部で昇圧され、広いダイナミックレンジを確保。歪みも少なく、ノイズも低減した透明なブーストサウンドで、クリーンブースト、バッファ、ラインドライバーとして使うことができます。
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Supro Boost
復活したアンプブランド、Supro Ampのブースターです。
JFETべースのクリーンプリアンプで、最大+20dBのブーストが可能。ノイズレスなブーストが可能で、ハイパスとローパスフィルタを搭載。
コントロールはVolume、そしてBright、Dark切替スイッチです。エクスプレッションペダルでVolumeノブをコントロールすることも可能となっています。
9V電池、または9〜18Vのアダプターで駆動します。
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Triode Pedals Beelzebub
オールチューブ回路のチューブブースターとなっています。コントロールはBuzz、Sting、Honey。順に真空管の飽和感や歪み、音量、そしてトーンです。さらにトレブルとベースを強調するモードを選択できるQueen/Droneスイッチを搭載しています。
サンプルサウンド
VEMURAM Budi
多彩なコントロールを搭載したクリーンブースト。ナチュラルでクリーンなトーンながら、BoostノブとBass、TrebleとLevelコントロールを搭載。2バンドEQに加え、Levelコントロールでシグナルをブーストした上で音量調整が可能です。さらにトリムポットでBoost Min-Volを調整可能。Boostノブの最小音量設定だと思います。Boostノブの調整範囲を可変することができる感じでしょうか。
インプットステージにはIC、ゲインセクションにはFETを使用しています。
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Wren and Cuff She Boost
レンジマスターの回路を基本としたブースターで、ブラックOC75ゲルマニウムトランジスタを使用し、オリジナルヴィンテージサウンドを作ります。
コントロールはVolumeとHigh-Pass。フルレンジブーストからトレブルブーストまでのサウンドを作ることができます。
駆動は電池、またはセンタープラス9Vアダプターです。
Xotic RCB-V2
RC Boosterをさらに強化したペダルで、コントロールはGain1、Volume、Treble、Bassと中央に小さなGain2ノブを搭載。右側のフットスイッチでエフェクトON/OFF、左側でGain1とGain2を有効にするハイゲインモードのスイッチです。
9V〜18Vで駆動。トゥルーバイパスで、クロムカラーの筐体を採用しています。
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ということで、最近出たブースターからちょっと変わったのを10機種まとめてみました。
変わったサウンドのモデル、多機能モデル、ハイゲイン用、久々のレンジマスター再現ペダルなど、個性的なブースター達。改めてみるとおもしろいですね。
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