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あのとき感じた「理想の」メタルゾーン!?「Idea Sound Product IDEA-MTZ ver.1」レビューします!


モダントーンとクラシックトーンを独自のスタイルの融合させたり、独自のスタイルのサウンドを持つペダルを多く制作するidea sound productから発売されたハイゲインディストーション、「Idea Sound Product IDEA-MTZ ver.1」。レビューしてみます!


ハイゲインディストーションの定番、MT-2をベースとしながら、それをハイゲインアンプのようなトーンまで昇華させたペダルですね。
では、いってみましょう。

こちらが「Idea Sound Product IDEA-MTZ ver.1」。

コントロールは上段にBass、Trebleの2バンドEQ、下段にVolume、Gainコントロールがあり、Normal、Mid Boost、Mid Cutの3モードスイッチがあります。


内部はこんな感じ。複雑な回路のMT-2をベースとしながら、スルーホールパーツ、ハンドメイドでこのサイズを実現するため、基板は2段で作られています。


基板にあるスイッチで、マーシャルJCM800のモディファイアンプをブーストしたトーン(上)と、同アンプに直結したトーン(下)を切り替えることができます。今回は前者のアンプブーストトーンで使っています。


モデル名IDEA-MTZ ver.1は本体右下に書かれています。

では、レビューしてみます。

  • 操作性

コンパクトサイズで扱いやすいペダルです。エフェクトON/OFFはフットスイッチのリングが光ります。ノブにラベルはありませんが、上段左からロー、ミッド(スイッチ)、ハイ。下段はボリューム、ゲインとなっていて、1回動かせばあとはもう迷うことはないと思います。

  • サウンドレポート

では、音についてです。
まずこのペダルについて書く時に、MT-2を使ったことがあるかどうか、というのはけっこう違います。MT-2を使ったことがあるなら、あの初めて手にしたときの“万能感”を知っているのではと思います。
MT-2の持つあの強力で迫力のあるハイゲイントーン。3バンドEQ(ミッドはセミパライコ)による自由自在なトーンの調整。そう、MT-2を初めて手にした時、これ1台で何でもできてしまうのではと感じたのではと思います。
ところが、実際に大きなアンプや真空管アンプで使うと、あの時感じが“万能感”が意外とそうでもなかったことに気づきます。MT-2はとても良いエフェクターなのですが、実際に大きな真空管アンプのトーンと比べるとさすがに全く違うものであることが分かるからです。

ハイゲインディストーションというペダルは、今かなり数が少なくなっています。それはデジタルモデリングによるハイゲインアンプのモデリングが(本物とは違うとはいえ)とても出来がよく、今ならあえてハイゲインディストーションを使うよりアンプモデリングの方が手軽になったという背景もあると思います。

IDEA-MTZ ver.1に話を戻しましょう。

このペダル、あのとき感じたMT-2の万能感を、そのままスタジオに持っていけるようなペダルです。つまり、ミドルゲインからハイゲインまでハイクオリティなトーンを作ることができ、EQで音色を自在に調整可能。そしてその音はアンプの持つサウンドに匹敵するほどと感じられる…それが現実となるペダルです。

実際にサウンドを少し録ってみました。

ミドルゲインロックサウンド

ノブ・スイッチ:Volume:1時半、Gain:9時、Bass:11時半、Treble:2時、Mode:Mid Boost
ギター:PRS Custom24
ピックアップ:リア
アンプ:Kemper Profiler
リグ:Fender Blackface Champ

ゲイン9時のIDEA-MTZ ver.1としてはローゲインなセッティング。一般的にはミドルゲインなトーンですね。ロック系のサウンドはだいたいいけるくらいのゲインとなっています。明瞭で音もわかりやすく、立体的なトーンです。このセッティングけっこう好きです。

ハイゲインロック/パンクサウンド

ノブ・スイッチ:Volume:1時半、Gain:12時、Bass:2時、Treble:1時、Mode:Normal
ギター:PRS Custom24
ピックアップ:リア
アンプ:Kemper Profiler
リグ:Fender Blackface Champ

続いてIDEA-MTZ ver.1のミドルゲイン、ゲイン12時のセッティングです。クラシックなパンクは初期メタル、メロコアやエモ、ラウドロックあたりまでカバーするゲインレベルという感じですね。

エクストリームメタルサウンド / ハイゲインアルペジオ

ノブ・スイッチ:Volume:2時半、Gain:3時、Bass:1時、Treble:3時半、Mode:Mid Cut
ギター:PRS Custom24
ピックアップ:リア
アンプ:Kemper Profiler
リグ:Fender Blackface Champ

そしてゲインをかなり上げたトーン。Mid Cutモードでメタル系なサウンドとなっています。このミッドカットで分かるとは思いますが、MT-2のスラッシュを超えるくらいのミッドカットとは違い、一般的な「ハイゲインアンプ」のトーンスタックでミッドを深めにカットしたくらいの感じ。なのでやりすぎない感じが現代的でもありますし、使いやすいです。ここカットしすぎるとシャリシャリになってしまいますが、そういうことは一切なく、ちゃんと太さを備えたトーンであるのが大事です。
あとこのサンプルの最後に同じセッティングのままアルペジオを入れていますが、これだけゲイン高くてもちゃんと音程が出てるのが分かると思います。

これは守備範囲が広いです。ゲイン高めのジャンルならだいたいカバーできるペダルですね。クリーンアンプでラウド系やるならこれ1台でかなりいけると思います。今の時代のハイゲインディストーションとして、十分な太さを持つサウンド、広いゲインレンジやサウンドレンジ、明瞭で音がちゃんと前に出てくるところが素晴らしいです。

これ本当に良いです。メタルゾーンを初めて使ったときの感覚が今のサウンドクオリティで感じられますね。ハイゲインディストーション好きなら、是非試してみてほしいペダルです。



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