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ギター用エフェクター オーバードライブ基礎編 その2 〜定番ドライブ〜

さて、前回は初心者の方がメインで練習に使ったり、中〜上級者の方も気軽に使えるオーバードライブを紹介しましたが、今回はいわゆる「定番商品」ともいえるドライブペダルをいくつか出してみようかな、と思います。(ただしハンドメイド系の、いわゆる2万円を超えるものは今回は紹介しません。)
持っているものや、試奏したものもありますので、のちのち[レビュー]や[レポート]などでかぶってくる可能性もありますが、そのへんはまぁ、定番の宿命ということで・・・w
なお、オールド品やヴィンテージと呼ばれる定番商品は多々ありますが、こちらで紹介するのはすべて新品で買えるものばかりです。(2006/11/10現在)
それではいってみましょう。
今回は全て、世界最低価格保証をしておられる、サウンドハウスさんのところからリンクしていきたいと思います。

BOSS SD-1

サウンドハウス
はい、出ました、エフェクター界のトップランカーであり、日本を代表する音響メーカーであるRoland社のブランド、BOSSです。
フルメタル製の頑丈なボディに、踏み込みのしやすい大型フットペダル、ドライバー不要の電池交換、バッファ回路を組み込み、ガリの発生しない電子スイッチと、独自の姿勢を打ち出し、20年もの間、支持を受けつづけているBOSSコンパクト。この形は、エレキギターをやっている誰もがどこかで見たことのあるものではないでしょうか?
さて、そんなBOSSが最初に出した歪みペダルが、今ではヴィンテージとして高値で取引されている伝統のオーバードライブ「OD-1」ですが、このSD-1はそのOD-1にTONEコントロールを取り付けたもの、という認識で問題ないでしょう。
もちろん厳密には違います。そんなに詳しくは知らないですが、例えば抵抗一つをとっても、当然20年もすればその間に製造法が変わったり、取引先が変わったりすることはあるものです。そういった流れがある以上、「オリジナルOD-1」と全く同じ音を出すのは無理というものですが、「ほぼ同じ」音ならば期待していいと思います。オリジナルじゃないと満足できない人はオールドを買ってくれればいいでしょう。高いといっても10万以内で手に入りますし。
まぁ、そういったところはおいといて・・・基本的に、回路構成は同じです。もちろんTONE調整をつけたことで、より広く音作りができるようになっています。
音の傾向としては、非対称のクリッピングによる甘くまろやかな歪みです。真空管アンプのブースターとしても非常に優秀で、むしろその使い方をされてる人の方が多いんじゃないでしょうか。
そういった意味では、フルチューブアンプを所有する際には、持っておきたいペダルですね。

BOSS OD-3

 
ぱっと見、SD-1と区別が付きませんw
が、よく見ると黄色のトーンが違う、ツマミの上が金色、というこちら、BOSS OD-3は、OD-1以来の「Over Drive」の名が冠されたBOSS入魂の逸品です。「デュアルステージ・オーバードライブ回路」というものを搭載しておりまして、現行他機種のどれとも似ない、独自のサウンドを出すことができます。
音の傾向を説明しますと、まずSD-1よりも低音が出ます。また、歪みがSD-1よりも深くかかるので、チューブアンプはもちろん、BOSSコンと相性のいいJC-120を含めたソリッドステートアンプにも十分使えると思います。
欠点を一つ挙げると、音質の幅が狭い点です。ピッキングにデュアルに反応する、といったタイプではなく、ある意味、本当の「エフェクト」と考えると非常にいいかと思います。低音が出ますので、シングルコイルPUのギターとの相性もとてもいいですね。
今後、伝説となっていくことができるかはわかりませんが、現代的なODの基本として、1台は欲しいところですね。

BOSS BD-2

サウンドハウス
「伝統」「逸品」ときて、BOSS製ODの最後をかざるのは、「名機」ブルースドライバーです。個人的に、BOSSは名づけがヘタクソですw
こんな音でブルースをしてる人を見たことがありませんし、実際、BD-2もロックンロール系のギタリストに好んで使われているように思います。しかし、これは名機です。
音の特徴は、「ジャリジャリ」です。まぁ、ある意味ブルージーな「哀愁」という言葉の似合う音ではあると思います。
クリーン〜クランチのサウンドは絶品、ただし、機材を選ぶところがありますので、例えば元々からかなり暴れる歪み方をするグレッチのフィルタートロンPUとの相性などはあまりよくありません。
しかし、シャリっとしたクリーンを持つヴィンテージ系PU搭載のストラトや、かっちりしたひずみ方をするレスポールとの相性は非常にいい、といえるのではないかと思います。
上で紹介しましたOD-3とは対照的に、ピッキングやギターのヴォリュームにリニアに反応する、ちょっと上級者向けであり、しかし手なずけるとすばらしい武器になるエフェクターではないかと思います。オススメですよ。

Ibanez TS-9

 
オーバードライブって2色あるんですよ。黄色と緑。
黄色は上でも書きましたBOSS OD-1とその系列の回路を持つもの、そしてもう一つ、緑がこの「チューブスクリーマー」、TS系です。
Ibanezといえば、7弦ギターやダウンチューニングに適したエクストラ・ロングスケール、弾きやすさを極めた作りのギター等、HR/HMやヘヴィネス、メロコアといった現代のロックの代名詞、ともいうべきブランド、というイメージが強いですが、古くからMaxonの海外ブランド名として、世界を制したギターブランドなんですね。
その伝統のブランドと同じだけの時を刻んできたのが、この「チューブスクリーマー」です。
有名なところではSRVでしょうか。彼は13〜という極太ゲージを張ったストラトに、このTS9の前身であるTS808を2台直結し、アンプにつないで、独特の甘く、それでいて太い音を出していました。
また、現在数多く出回っている「高級ハンドメイドオーバードライブ」の基本回路は、ほとんどがこのTS系のものであることを考えても、非常に優秀な「基礎」を作り上げたモデルともいえるわけですね。
さて、肝心の音ですが、「まろやか」「なめらか」「甘い」といった、オーバードライブのお手本のような音ですね。もちろんチューブアンプのブースターとしても非常に使いやすいです。
また、ピッキングやヴォリュームにダイレクトに反応するので、これ1台で非常に多彩なトーンを出すことができるかと思います。もうすこし安価な、TS-7といった商品もあります。TS系ODは一つは欲しいですね。

Ibanez TS808

 
全てはここから始まった〜オリジナルTS808の復刻バージョンです。
ん〜渋い・・・この「キャラメルスイッチ」と呼ばれる四角いスイッチ、そして非常に視認性の悪い(笑)LEDランプと、まさにオリジナルの利点欠点をそのまま復刻してしまったIbanez、なかなかやりますねw
音の傾向は前述のTS-9とほぼ同じです。ただ、歪みの深さが浅いですね。クリーンアンプにつないでのハイゲインは不可能です。
よりブースター的な存在であるかと思いますが、この見た目といい、音といい、歴史の重みを知る、という意味でも欲しいですね。ってかこれはそのうち買います。

Maxon OD820

 
Char氏の使用によって定番化したマクソンのOD820は、OD808(TS808の国内販売用名称)を基本としていることはもちろんですが、もともと反応のいいOD808の特徴をさらに伸ばした、上級者向けのペダルです。ピッキングによって音のトーンを変える術を身につければ、このペダルはこれ以上ない力になってくれるでしょうね。
ちなみに、このお値段でありながらトゥルーバイパスを実現しているのも評価すべきところではないかと思います。

DOD 250 Overdrive Preamp

 
日本の2大エフェクターメーカー(IbanezとMaxonは同会社とみて)が王座に君臨しているオーバードライブペダルの中で、「定番商品」といえる海外メーカー製オーバードライブは、唯一これだけではないでしょうか。
日本製の黄色と緑のODが、どちらも「まろやか」で「甘い」音を基本としてきたのに対し、DOD 250はどちらかというと荒々しく、またキラキラしたサウンドをメインに作ってきた、という感じではあります。これは黄色ですが、OD-1とは回路的にも関係はないですね。偶然か、もしくはODといえば黄色、という感覚程度はあったかも知れませんが。
あとは、イングウェイ・マルムスティーンの使用も、定番化に一役買ってるかも知れませんね。L'Arc-en-CielのKenも使ってたように思います。

こんなところでしょうか。次回は、お手ごろ価格のものから超ハイエンドなものまで、ハンドメイドオーバードライブを中心に紹介していきたいと思います。



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