サウンドハウスさんのオリジナル「激安」ブランドとして有名なPLAYTECHから、とうとうエフェクターが登場です。しかも、ギター用9種、ベース用3種という充実振り!もちろん価格の方も激安です。
ギター用のものについて、ちょっと詳細を見てみたいと思います。
- ダイナミクス系
ギター用の歪み系は3種類です。
OverDrive・Distortion
基本的なコントロールは共通で、左からLevel、Low、High、Driveとなっています。この価格でありながら2バンドEQ搭載の本格派ですね。
Heavy Metal
このツマミを見たとき、本当かよ、と疑ってしまいましたw
左からLevel、Low、High、Driveと、上段は上記2台と共通です。そして下段ですが、MidとFreqとなっているんですが、これはミドルのEQと、されにパラメトリックEQですよね。3バンドEQとパライコのダブルイコライザを搭載したハイゲインディストーション・・・とんでもない代物です!
Chorus
その名も「スーパーコーラス」・・・なんだかこれでいいのか?という気がしてくる名づけですが、コントロールはLevel、Tone、Rate、Deapthと、非常に一般的なものに音量調整をつけているのは評価できると思います。
Phase Shifter
フェイズシフター、一般的にフェイザーですね。コントロールはRate、Deapth、Res(レゾナンス)、モード切替となっています。モードはなんと6種類搭載で、4/8/10/12段フェイザーと、BOSS PH-3で初めて開発された、「Fall」と「Rise」モードを搭載しています。なんでこの値段でこんなことができるんでしょうか?
- アンビエンス系
Digital Delay
こんなに安いディレイはほぼ存在しないといっていい領域です。コントロールはLevel、Feedback、Delay Time、モード切替となっていて、モード切替では、400msと800msのモードが用意されているようです。これならば、設定したディレイタイムを瞬時に400、または800msに設定することができますね。
Digital Reverb
Level、Tone、Timeとモード切替スイッチとなっており、搭載されるモードは、スプリング、プレート、ホール、ルーム、ゲート、モジュレートと6種類。なんという力の入れようでしょうか!
- その他
というわけで、今回はプレイテックから新たに発売された、9種類のギター用エフェクトを見てきました。
とにかくとんでもない価格設定で、BehringerやARION、ARTEC等の「激安エフェクター」ブランドと肩をならべるものになるのかもしれません。とにかくこの価格と、このラインナップはとんでもないです。ちょっと試してみたいですね。
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- 追記:どうもこれらのエフェクター、仕様がまだ不安定なようです。サウンドハウスさんのところでも、画像と解説のコントロールが違っていたりしていますので、実際に発売されたらまた詳しく紹介したいと思います。