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MAXONから新製品が多数登場!


MAXONが、新製品のエフェクターを一挙4台投入してきました!3台の歪み系と、1台の空間系です。
では、それぞれの詳細を見てみましょう!

MAXON OOD9 Organic Overdrive

MAXON OOD9 Organic Overdrive
このOOD9 Organic Overdriveは、Maxonの「OD」の名を冠する初代機、「OD-880」の流れを汲むオーバードライブです。OD-880といえば、通称「弁当箱」と呼ばれる、現行のMAXON OD820と同様の筐体に、ツマミが2つのモデルですね。(OD-820とOD-880の回路は全く別物です)コントロールはDriveとLevelのみというシンプルさで、それでいてMaxonの9シリーズに共通する4PDTの「TBS」ことトゥルー・バイパス・スイッチングを搭載しています。
チューブアンプに合わせたブースター向けという話ですね。オペアンプにはJRC NJM4558Dを搭載していて、まさに王道サウンドなのかと思ったのですが、「オーバードライブ回路は、OD808/OD9系とは異なるパッシブタイプを採用しています。」という記述がありました。これってつまり、インピーダンス変換を行わない回路ということですよね。(つまりバッファを通らない)
パッシブな回路のオーバードライブは、特徴として「艶がある音」「反応性が抜群である」という点が挙げられます。Lovepedalなどに代表される、「とにかくパーツの少ないオーバードライブ」はこの可能性が高いと思います。(推測ですが、Lovepedalのあの反応性はパッシブ回路によるものもあるのではないかと思います。まぁLovepedalは基盤を隠しているのであれがパッシブ回路かどうかは分かりませんがw)
これはかなり期待が持てそうな機種だと思います。でもなぜ、「有機栽培」を思わせるようなネーミングなんでしょうね・・・オーガニックってw

MAXON OSD9 Overdrive Soft Distortion

MAXON OSD9 Overdrive Soft Distortion
さて、次はOSD9を見ていきます。こちらもたった2つのコントロールを持つモデルですね。
さきほど、OOD9はOD-880の流れを汲む、といいましたが、このOSD9は、さらにOD-880に近いモデルであるようです。
というのも、OD-880の名称は「Overdrive Soft Distortion」となっていて、このOSD9はそれと全く同じ名前を継承しているからです。
商品説明には、「'77から'80年にかけてミュージックシーンを席巻し、「ひずみ系はマクソン」の名を決定づけた伝説的なオーバードライブを継承」と書かれているのですが、Maxonで77年に登場したオーバードライブこそが、「OD-880」なのです。ですから、このペダルが、OD-880の正当継承者であるのはほぼ間違いない、と考えていいと思います。
ちなみに、このOSD9ですが、オペアンプにはUA741CPを使用しています。UA741といえば、現代のいわゆる「オペアンプ」の基礎ともなったモデルで、設計がとても古いもののようです。オリジナルのOD-880は互換品であるMC1741CPだったようですが、これも数パターンあるそうですので、最初期にはUA741CPが使われていたのかもしれませんね。
もしかすると、OSD9OOD9の違いはオペアンプの違いだけかもしれません・・・。未確認ですが、説明文が同じなんですよ・・・パッシブの回路である点とか。

MAXON VOP9 Vintage Overdrive Pro

MAXON VOP9 Vintage Overdrive Pro
こちらは、上記2機種と違い、VOP9は、Maxon OD820 Over Drive Proを9シリーズの筐体に入れ、抵抗の定数等をカスタムしたものなのではないかと思いました。というのも、ドライブゼロで完全なクリーンという点、同じメーカーのものなのに名称が似すぎている点、そして、「繊細なフィンガリングや微妙なピッキングによって表情豊かな・・・」という商品説明が、OD820のものとほぼ同じである点からです。カラーリングも近いですよね。
つまり、今回発売される3種類のオーバードライブは、「お弁当箱を9シリーズに」という方向性なのではないかと思います。・・・まさかOD820が生産終了になる、ということはないと思いますが・・・。

MAXON AD9Pro Analog Delay

MAXON AD9Pro Analog Delay
マクソンのアナログディレイに新作登場です!
これも「お弁当箱を・・・」という方向性かと思いましたが、特にMAXON AD999との因果関係はなさそうです。以前限定で発売された、「MAXON AD9」の進化版という位置づけのようですね。
1IN2OUTで、最大ディレイタイムは450ms、コントロールはTIME、FEEDBACK、LEVELのほかに、テープエコーのデュアルヘッドを再現するスイッチが左下に搭載されています。
これにより、独特の「タッタタタッタタタッタタ」というリズム的なディレイにしたり、またよりショートディレイにすると、回転感のあるサウンドになったりします。また、「発振しないアナログディレイ」として有名だったMAXON AD999に対して、こちらはしっかり発振もしてくれます。当然トゥルー・バイパス・スイッチングで、アルカリ9V電池では7時間という、ディレイペダルとしては長い駆動時間を誇ります。それでいて、さほど高価すぎるということもありませんし、これは売れるんじゃないでしょうか。
アナログのロングディレイが必要ない方なら、このAD9Proはすばらしいペダルだと思います。
 
というわけで、マクソンの新製品を4種類、それぞれ見てきましたが、どれもこだわりがすごいと思います。私はIbanezのペダルよりもMaxonのペダルの方が好きなのですが、これらはまさに「マクソンらしい」といえる製品だと思います。是非試してみたいですね。



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