Fernandesから、過去の「伝説的ギタリスト」をリスペクトしたカスタムペイントで人気の「ZO-3 ART ROCK Series」に第3弾が登場です。今回ギターは5種類ありますね！
早速みてみましょう。
まずはBREED。60年代のロックで「Breed」といえば、どう考えてもローリングストーンズですね。よく見ると、ボディはケーキで、その下のレコード盤もちょっと描かれています。これは名盤とされる「LET IT BREED」のジャケットを模したものであるのは言うまでもありません。
LET IT BREEDといえば、ちょうどブライアン・ジョーンズの急逝前後で、ミック・テイラーが加入したりして、ギタリストに多少の変動があった時期ですが･･･まぁこれは順当に、キース・リチャーズを念頭に置いたものと考えられると思います。ショートスケールにアンプ搭載、1VOL、アンプのON、OFF、オーバードライブスイッチ、ヘッドフォン端子付といった基本的なZO-3の仕様は、BREEDに限らず、すべて変わりません。
このモデルは、メイプル指板、ハードテイルブリッジ、ハムバッカーPUとなっていますね。キースといえば、フロントハムのテレキャスが有名ですが･･･いろいろなギターを使っていたということもあるんでしょうか。あまり「どのギター」というのをイメージさせるものではないですね。
続いて、Rockeyです。正直、これは最初誰だか分かりませんでしたが･･･ボディの右上に書かれているBE-BOP-A-LULAの文字から、おそらくGene Vinsentではないかと思います。（ジョンレノンもカバーしている名曲です）ローズ指板、シングルコイルPU、アーム付、そしてノブの形と、完全にストラトをイメージしたモデルとなっています。
思っていましたが・・・なんとビートルズでした。kazさんより情報をいただきまして、マジカルミステリーツアーのブックレットに登場するストラトだそうです。ありがとうございました！
そして、ANARCHY。これは、言うまでもなくSex Pistolsですね。ピストルズのデビューシングルにして、たった1枚のオリジナルアルバム「Never Mind The Bollocks」の1曲目に収録されているのが「Anarchy In The U.K.」です。今聴いても色あせないパワーを持ったロックですね。（特にアルバム版）
ギターはローズ指板、ハードテイル、オープンハム、ブラックのスピードノブと、レスポールを意識した作りになっています。インレイを見ると、むしろレスポールカスタムでしょうか。どうせなら黄色とピンクの色使いにしてほしかった･･･ｗ
次は、III Guitarです。デザインを見ていただければすぐに分かると思いますが、「LED ZEPPELIN III」をイメージしたギターですね。こちらは、PUがカバードハムになっていて、レスポールをイメージしていますね。
そして、Silver Dreamと24本限定という、Gold Deamです。GOLDの方は、PUカバー、ノブ、他金属パーツ、ボディのイラストがゴールドとなっていて、「DREAM」と書かれたハードケースがついてきます。元となったのはもちろん、「CREAM」ですねｗ
イラストは、バンド名そのままの「CREAM」のジャケットからです。「C」と「D」を変えるだけで意味が変わるって、おもしろいですね！（そういえば車の名前でも「CELICA」と「DELICA」がありますねｗ）
というわけで、今回は遊び心満点のZO-3 ART ROCK SERIES第3弾でした。今月発売ということで、特に24本限定の「GOLD DREAM」は今のうちに、ということでしょうか。
ZO-3って、こういう遊び心があって好きです。
