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Fryetteのチューブブースター「Boostassio」、試奏レポート!

Fryette Amplification。元々VHTという老舗ブランドとして長年アンプを製作し、ハイエンドアンプブランドの1つとしての地位を確立しながら、VHTの名前を売却し、新たなアンプメーカーとして動き出したブランドです。
そんなFryetteから発売されたチューブエフェクター。今回はそのブースターペダル「Fryette Boostassio」の試奏レポートをしたいと思います。
では、いってみましょう!

Fryette Boostassio

【ブースター】FRYETTE Boostassio [Tube Booster]

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価格:23,520円(税込、送料込)

こちらが、そのBoostassioです。コントロールはVolumeとBias。真空管EF86(6267)を搭載した、ブーストペダルです。専用の12V電源で駆動し、真空管を動作させるため500mAという大容量の電流を使用するペダルです。
Volumeはそのまま音量、Biasは左に回せばクリア、右に回すとヴィンテージアンプライクなサウンドになる、というものですね。シンプルなペダルです。

では、レポートしてみましょう。

  • 試奏セッティング

Fender Mex Road Worn '50S Stratocaster

Fender Mexico エレキギター Road Worn '50S Stratocaster

Fender Mexico エレキギター Road Worn '50S Stratocaster
価格:99,220円(税込、送料込)

Fryette Boostassio

Fender USA Hot Rod Deluxe III

Fender USA Hot Rod Deluxe III

セッティングはこんな感じでした。

操作性

2ノブ、1フットスイッチのみのシンプルなペダルで、ノブの役割も分かりやすいので難しいことはないと思います。
サイズはMXRペダルが横に2つ並んだような雰囲気で、小さくはないですがそれほど大きくもありません。チューブ搭載ペダルとしては小さい方になるのではないかと思います。使いやすいです。

サウンドレポート

では音の方です。
まずはBiasを左いっぱい(Bliss)にして、クリーンブーストから試しました。
普通にアンプクリーンでのクリーンブーストは、非常に優秀です。
若干、このペダル特有のマイルドさというか、クリーミーさも感じるところがあるのですが、どこかの帯域が足りないとか、逆に強調される、ということもなく、素直なクリーンブーストが得られます。試奏なのであまりVolumeを上げていないんですが、音量を上げなくてもなんというか、音がせまってくる感じの、圧が高いサウンドになります。このペダルの大きな特徴ですね。
アンプ側を歪ませるとそれはもっと顕著になって、音の塊感が強くなります。音量を上げれば大迫力になりそうなサウンドです。

続いて、BiasをPissedの方に回して行きます。
BiasがPissedの方に行くに従って、全体的な音量は下がりますが、Volumeノブで調整可能です。最大まで回しても、十分なブーストができると思います。
さて、この時の音なんですが・・・なんというか、すごいです。
まず、歪みは特に加わりません。非常にクリーンに近いクランチといえなくもない、程度には歪みますが、オーバードライブペダルとして使うことはできないと思います。あくまでもブースターです。
ただ、このブーストの特性がとんでもないです。一般的に、ミッドレンジが強調されるというと、他の帯域に比べてミッドレンジの出力が高い状態を示すと思いますが、このペダルの場合、ミッドレンジが圧縮されるというか・・・全帯域で出力は上がってるんですが、音の密度がミッドレンジに近づくに従って高くなっていくというなんとも不思議な音になります。
そのため、フルレンジブースターであるにもかかわらず、ミッドレンジの印象が強くなり、かといってミッドをブーストした音ではなくあくまれもフルレンジのクリーンブーストである、という音色になります。まさにPissed(困惑した)サウンドですw
あと若干ですが、Pissed側に回すに従って、プレゼンスが下がる感はありますね。音が少しマイルドになります。
アンプ側を歪ませてもその傾向は変わらず、ゲインはほとんど変わっていないのにハイゲインサウンドになったかのような圧を感じることができます。

音量を下げていても、音が遠くまで聞こえるタイプの音色なので、もっと音量を上げれば非常に抜けの良い、それでいて鋭すぎないパワーのある音色となるのではないかと思います。

他ではなかなか見られないブーストサウンドだと思います。よくブースター系ペダルのトップクラスとして挙げられるのがCentaurですが、あれとも全く違うタイプのペダルです。
独特でありながら素直で使いやすい、非常に珍しいペダルです。

あえて言えば、クリーンなパワーアンプのようなサウンドだと思います。もちろん実際にはエフェクターなんですが、パワーアンプ的な特性を持っている、と考えると分かりやすいかもしれません。

これはすごいと思います。
是非一度、機会が在れば試してみてください。新感覚のブースターペダルに出会えると思います。

【新品】Fryette フライエット Boostassio

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