【新品】TC-HELICON ティーシーヘリコン VoiceLive Play GTX【予約受付中:3/28発売予定】【送... |
今回、さらにVoiceLive Playをギターヴォーカリスト向けにしたモデル「VoiceLive Play GTX」が登場しています。これはかなり新しいペダルです。
どういうものかというと、単純にヴォーカル用エフェクトだけを搭載するのではなく、関連ブランドでもあるt.c.electronicsのギター用エフェクト、さらにアンプシミュレータも搭載したマルチエフェクターです。
まず、ヴォーカル用エフェクトですが、こちらはVoicelive Playに入っていたμMod、ディレイ、リバーブ、ハーモニー、ダブリング、トランスデューサー、トーン補正、ハードチューン&ピッチ補正、VLOOPルーパーを継承。
ギターエフェクトは、ディストーション、フランジャー、コーラス、タップディレイ、リバーブ、ディチューン、ロータリー、3バンドEQと豊富で、エフェクトの中身も、例えばtc electronic Hall of Fame REVERBやtc electronic Flash Back DELAY & LOOPERのアルゴリズムを使用したクオリティの高いものとなっています。
そして、「AmpTones」というアンプシミュレータには、Acoustic(アコギ/PA送り用クリーン・トーン)、Clean(Fender Twin)、Comp(Fender Twin + コンプ)、 Comp Atk(Fender Twin(「Bright」スイッチOn)+ コンプ)、 BF Combo(Fender ‘65 Deluxe + オーバードライブ)、 Bright(Modern Fender + オーバードライブ)、 Crunch 1(Marshall Plexi) Crunch 2(Hiwatt)、 Crunch 3(Marshall Plexi)、 Honk(ビンテージ・コンボアンプ)、Insane(Mesa Rectifier)の11種類のアンプサウンドを収録。もちろんスピーカーシミュレータも搭載しています。
プリセットは235種類。コントロールはVoiceLive Play同様シンプルで、GANRE、FAVORITE、SETUP、EFFECTS、PRACTICE、MIX、BACK、STORE、←、→の10コのボタンと中央のノブでプリセット等のコントロールが行えるようになっています。フットスイッチの機能も同様で、プリセットの読み込みと登録したエフェクトを踏んでいる間だけ強調するHITスイッチです。
入出力端子は、マイク用のXLRインプット、楽器用のインプット、楽器のスルー(例えばアンプ等へ出力する際のOutput)、Aux端子、そしてMIDI端子、外部コントローラー用PEDAL端子、ステレオのXLRアウトプット(L/R)、ヘッドフォン、USBとなっています。
楽器の入力端子を備えたことで、ギターで演奏中のコードを判別し、ヴォーカルのピッチシフトやハーモニーに反映させることも可能です。本体のエフェクトを使わない場合でも、コード判別だけを行ってThuru端子からボード内のペダルやアンプに出力できます。
また、Auxから入力された音声のヴォーカルパートを削除してカラオケ化するヴォイスキャンセリング機能もあり、側面にはステレオコンデンサマイクを搭載して通常の入力と組み合わせてエアを録ることも可能(ヘッドフォン/USBアウトのみ)、もしろんUSBオーディオインターフェイスとしての機能も備えます。
正直これは、すごいです。ギターヴォーカリストでこれ欲しいって人は多いと思います。これはいい発想のペダルですね。
たしかに、昨今のデジタル技術、特にTCグループの技術なら機能的にはそれほど驚くべきという内容ではないんですが、このペダルのまとまりというか、バランス感は素晴らしいです。
コンパクトで持ち運びも簡単そうですし、バンド等によっては本当にこれ1台で全部こなせることもありそうですね。
素晴らしい!
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