【エフェクター】Eventide H9 MAX |
「Eventide H9 Max」は、まさに最強のH9です。
通常バージョンのH9には、以下のエフェクトが内蔵されています。
Modfactor:Liquid Chorus、Organic Chorus、Shimmer Chorus、Classic Chorus、Bias Tremolo、Opto Tremolo
Pitchfactor:H910 / H949、Crystals、Tuner
Timefactor:Tape Echo、Vintage Delay
Space:ShimmerとHall
H9オリジナル:UltraTap
そして、これ以外のFactorシリーズのエフェクトについては、iOSのH9 Controlアプリから追加で購入する形となります。購入するエフェクトは、H9オリジナルを除き、全て各¥2,000-(2015/1/19現在)。Modfactor、Pitchfactor、Timefactorに収録される10種類ずつのエフェクトとSpaceの12エフェクト、全42エフェクトの全てを揃えようと思うと、プリセットの13種類を除いて、29エフェクトを購入する必要があります。価格に直せば¥58,000-となります。
今回のH9 Maxは、最初からこれらのエフェクトを内蔵し、またH9オリジナルエフェクトをUltraTap、アプリから追加できるResonator(レポート)、EQ Compressorを装備しています。
通常のH9、好きなエフェクトを自分で組み込むミニマムモデルH9 Core、そして今回の全部入りモデルH9 Maxと、全く同じペダルで3種類のラインナップが完成しています。これはデジタル時代のエフェクトならではですね。
【エフェクター】Eventide H9 MAX GOLD Limited Edition [世界限定99台] |
H9のコントロール等については、ちょっと以前の記事を引用します。
見ての通り、非常にシンプル。Factorシリーズの面影もないスタイルに昇華しています。上部にディスプレイがあり、その下にボタンが5つ、そしてスイッチとしても使える大きな黒いノブがあり、その下にフットスイッチが2つというデザインです。ディスプレイしたのボタンは、左端からHotknob、X、Y、Z、Presetとなっています。Hotknobとは、中央の大きな黒いノブに複数のパラメータを割り当てて調整する機能で、これを足で動かせばオンボードエクスプレッションペダルのように使うことができる、という機能です。
XYZの3つのボタンは、基本的に各エフェクトの3つのパラメータとなり、それぞれボタンを押して大きなノブを動かすことでパラメータを設定出来ます。しかし、Factorシリーズのエフェクトは、3つではとうていおさまりきらないパラメータがあります。これらの設定を行うには、XYZのボタンを長押ししてから設定したいパラメータが出るまで押していく必要があります。
Presetはプリセットの読み込みを行う際に使います。また、右のフットスイッチとPresetを同時押しすることでTime設定モードとなり、プリセット読み込みモード中でもタップテンポでテンポを変更出来ます。プリセットは99種類保存可能です。
入出力端子はステレオIN/OUTとエクスプレッションペダル、そしてUSB、および側面にMIDI IN/OUTとなっています。今のデジタルペダルでUSBがあるわけですから、PC用のエディタでPC/Macから個別のエフェクトやプリセット設定は可能です。
でもそれだけではありません。このペダル、Bluetoothに対応していて、様々なiOS機器と連携できます。H9 ControlというiOSアプリを使い、H9の様々なパラメータをコントロール出来ます。
まさにすさまじいペダルです。
サンプルムービー
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