「Empress Effects ZOIA」。内部に多数の「モジュール」を収録し、それらを組み合わせてペダル1台で「バーチャルペダルボード」や「バーチャルモジュラーシンセ」を組み上げていくというスタイルのペダルです。
1つのノブとディスプレイ、その下に4つの赤いユーティリティボタン、そしてペダルで最も目立つ40個のボタンと、3つのフットスイッチを搭載。ジャンルとしては小さなマルチエフェクター、シンセという感じですね。デジタルペダルです。
収録されているモジュールはこんな感じ。後からファームウェアアップデートで追加されたりもするということです。
いわゆるマルチエフェクターと違っているのは、1つ1つの「モジュール」を組み合わせていくという点。
インターフェイスモジュールは内部モジュールの接続に使う、インプットやアウトプット、コントロールボタンなど。アナリシスモジュールは、エンヴェロープフォロワーなど、入力信号に追従したりするモジュール、オーディオモジュールはオシレータやディレイラインなど、シグナルそのものに関連したモジュール、CVモジュールはLFOやADSRなど、エフェクトのコントロールに使うモジュール、そしてエフェクトモジュールはそれ自体がエフェクターとして動作する20種類のモジュールとなっています。
もともと入っている20種類のエフェクトをそのまま使うだけでなく、上記のさまざまな「モジュール」を組み合わせることで自分でエフェクトを完成させていくことも可能です。
入出力はステレオイン、ステレオアウト、3.5mmミニプラグを使ってMIDI IN/OUT、エクスプレッションペダルやCV、追加スイッチなどの外部コントローラーを接続するコントロールポート、SDカードスロットとなります。
本体に64種類のパッチを保存することができ、作った音やエフェクトをプリセットできます。それらのプリセットはSDカードに保存しておくことも可能となっています。
使い方次第で様々なエフェクトを作り上げていくことができるというペダルですね。多少シンセというか、エフェクトの構造に関する知識は必要かも知れませんが、自分だけの音を自在に作れると思えば面白いです。
ZOIA by Empress Effects
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