BOSSが6月に発表した、「新しい時代のツインペダルシリーズ」とも言えるモデル4機種。その中でも異彩を放っていた歪みペダルが登場です。
ちょっとプリウスの後ろとかにあるエンブレムみたいな名前ですが…新時代のデジタル+アナログクリッピングを組み合わせて作られる、多彩なドライブペダルです。まず、基本となる歪みサウンドは12種類から選択可能。
・Overdrive:SD-1などの非対称クリッピングによるマイルドな歪みです。
・Blues:BD-2的な、ニュアンスがしっかりと出る歪みです。
・Scream:Tube Screamerライクなサウンドです。
・CNTR OD:Klon Centaurのサウンドをモデリングしています。
・X-Drive:BOSS独自のMDPにより、帯域ごとに最適な歪みを作るというオーバードライブです。
・Dist:オーソドックスなディストーション。DS-1ですかね。
・X-Dist:MDPにより、帯域ごとに最適な歪みを作るディストーションです。残念ながらX-Tortionではありません。
・Stqack Drive:ST-2的な、大型スタックアンプのサウンドを作る歪みです。
・Fat Dist:太い歪みが特徴のディストーションです。
・Brown:エッジが強いリードトーン、ブラウンサウンドですね。
・X-Metal:MDPにより、ハイゲインかつ輪郭を失わないというメタルコアサウンドです。
・Fuzz:Big Muffの音を作るファズです。
これらの12種類のサウンドを、Low、Middle、Highの3バンドEQでコントロールしながら、さらに15種類の「ブーストタイプ」を組み合わせることができます。これが、ただのブースターだけじゃないんですよね。選択できるのは下記の通りです。
・Clean:クリーンブースターです。
・Treble:クラシックでブライトなトレブルブースターです。
・Overdrive:BOSS OD-1ライクなサウンドです。
・Blues:BD-2ライクなサウンドです。
・Scream:Tube Screamerライクなサウンドです。
・CNTR OD:Klon Centaurのサウンドをモデリングしています。
・X-Drive:MDPにより、帯域ごとに最適な歪みを作るオーバードライブです。
・Dist:DS-1ライクなサウンドです。
・X-Dist:MDPにより、帯域ごとに最適な歪みを作るディストーションです。
・Stack Drive:ST-2のサウンドをモデリングしています。
Fat Dist:太い歪みのディストーションです。
・Metal Zone:MT-2をモデリングしています。
・Metal Core:ML-2をモデリングしています。
・Fuzz:Big Muffをモデリングしています。
ブースターはPRE、POSTでそれぞれゲインとレベルを調整可能。さらにノイズゲートも搭載し、DecayとThresholdをそれぞれコントロールできます。
メインの12種類の歪みに、その前または後ろのどちらかに15種類の「ブースター」を配置して音を作る事ができます。
ブースターといいつつ、これはもうデュアルドライブですよね。SD-2じゃないですよ。実質的に2つの歪みをまとめて使うことができるという意味です。
TS+ML-2+ノイズゲートでDjent的な設定にしたり、Fuzz+Fuzz(マフ直列)という使い方をしたりできる、ということです。
それどころか、この「ブースター」と「メイン歪み」はパラレルで掛けることも可能。並列でかけてEQ前でブレンドされます。
なので、ケンタウロスとTSを並列でかけた音、みたいなこともできます。
そして、本体には4種類の設定を保存することができます。
インプット、アウトプット、エクスプレッションペダルまたは外部フットスイッチ2つ分の端子を背面に搭載。
側面にミニプラグのMIDI端子とUSB端子を搭載。MIDIは専用のBOSS BMIDI-5-35変換ケーブルを使うことができます。
MIDIはメモリーのロードに使用します。また、USBはファームウェアアップデート専用となっています。
駆動はアダプターまたは単3電池を3本。
消費電流220mAで、電池駆動では6時間程度動作します。
BOSS 200 Series Pedals Explained: OD-200 Hybrid Drive
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