ゲートを組み合わせたディレイペダルです。ディレイ+ゲートといえば、「演奏している間は音を絞り、演奏がなくなったら残響を響かせる」ダッキングディレイというエフェクトがあります。一方、演奏中は濃厚なリバーブがかかり、演奏が止まるとリバーブをカットするゲートリバーブというリバーブがあります。特に80年代のドラムトラックなどに多用されたリバーブですね。強いリバーブのかかった派手なドラムと、タイトなリズムを両立させるためにつくられたエフェクトです。
このペダルは、ダッキングディレイの逆というか、ゲートリバーブのスタイルをディレイに用いた、ゲーテッドディレイとかゲートディレイとか言う感じのペダルです。
「Rainger FX Echo X」。
LVL、RTE、FBK、INPT、VOLコントロールを搭載。LVLはディレイの音量、INPTがインプットレベル、VOLがアウトプットボリュームです。RTEはディレイタイム、FBKがディレイフィードバックディレイタイムは最大540ms。スタンダードなデジタルディレイということです。
そしてGATEスイッチ。インプットシグナルがなくなるとディレイをカットします。
そして、独特の「Igor」エクスプレッションペダルを付属。
エクスプレションの機能はRATE/FBKとSENDの2種類で、手前のボタンで設定します。
RATE/FBKはディレイタイムとフィードバック。SENDはペダルを踏んでいる間だけディレイがかかるモードとなります。
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