Chase Bliss Audioが、アメリカのエフェクターブランドブランド、Drolo FXおよびOld Blood Noise Endeavorsとコラボで制作したグラニュラー、リバーブペダルMOODが新しくなりました。
「Chase Bliss Audio MOOD MKII」。
右側がDrolo FXによるグラニュラーシンセシスなセクション。常時監視のマイクロループを調整することができます。LENGTH、MODIFYとSTRETCH/TAPE/ENVスイッチを搭載。
ENVは音を出すとループが止まり、音を止めるとループが動き出すモード。スタッターとかフリーズノートを作る事ができるモードです。
TAPEはテープスピードや再生方向を変えるなどのサウンドを作るモード。ループをグレイン(細切れにするやつ)にしてスライスする。グラニュラーシンセタイプのサウンドですね。最近よく見かける個性派サウンドです。再生は順方向と逆方向、それぞれ半速、等倍、倍速、4倍速を選ぶことができます。
STRETCHモードはタイムストレッチです。各モードはLENGTHとMODIFYノブでコントロールします。
Old Blood Noise Endeavorsのリバーブは左側。TIME、MODIFYノブとREVERB/DELAY/SLIPスイッチを搭載。
REVERBは空間的な演出をするいわゆるリバーブエフェクト。DELAYはループタイプのディレイで、中央のCLOCKノブと合わせて操作するモードです。安定したフィードバックが重なってルーパーのように使うことができるサウンドです。
SLIPモードは再生ヘッドをコントロールできるバッファー(ループ)です。このバッファーはバッファアンプのことではなく、バッファ容量のことですね。短めのループです。再生速度を調整することもできます。
中央上部にMIXノブがあり、これは各ノブへのEXP割り当て時に動きを制御するRAMPノブとして使用可能。またCLOCKノブは各チャンネルのループタイムを11種類から選択するノブとなっています。
MKIIになり、ステレオプロセッシングに対応。さらにループへのオーバーダブやフリーズ機能を搭載。マイクロループの長さが2倍になり、モードを切り替えてもループが消えなくなりました。さらにストレッチモードがフォワードとリバースの両方で使えます。
MIDI機能によるフルコントロール、CLOCK同期、MIDI NOTE ON/OFFによるヴェロシティコントロールも可能に。
両方のフットスイッチを押しながらノブを回す隠しオプションで、CLOCKノブがステップではなくスムースな切り替えになったり、マイクロループに小さなディレイをかけたタイムストレッチやワープ、内部チャンネルの同期、レベルバランスの微調整、ループのフェード、トーンコントロール、ダイレクトマイクロループを設定できるようになっています。
また、初代MOODの動作を再現するClassic Modeも搭載しています。
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