Merisが発売するシンセペダル、ENZO
が大幅進化したバージョンが登場です。
LVX、MercuryX
に続くモジュラースタイルのXモデルですね。
「Meris Enzo X」。
ポリフォニックシンセペダルです。BOSS VGなどの追加ピックアップを取り付けるモデルを別とすれば、最も高音質なポリフォニックシンセペダルだ、というほど自信を持って作られているペダルです。
Enzo Xには5つのシンセモードがあります。
- MONOD SYNTH:シングルボイス(モノフォニック)シンセサイザーです。早いレスポンスとピッチベンドが可能です。
- POLY SYNTH:マルチボイス(ポリフォニック)シンセです。最大6和音まで出力することができ、各ボイスに2つのオシレータ、フィルター、フィルターエンベロープ、アンプエンベロープがあります。
- ARP SYNTH:アルペジエーテッドシンセです。コードの音を自動的にシーケンスしてアルペジエートパターンを作ります。アルペジエートのパターンをアップ、ダウン、交互を選択し、ステップ数を1~16で選択できます。
- DRY MONO:シンセを使用しない、モノフォニックピッチシフトです。
- DRY POLY:シンセを使用しない、ポリフォニックピッチシフトです。
そして、このシンセエンジンに加え、数々の「モジュール」を組み合わせて様々なサウンドを作ることができます。
コントロールは、PITCH、FILTER、LEVEL、MODとディスプレイ下の2つのノブ、PRESET/PAGES/SVE[HOLD]ノブで構成されます。
背面にはステレオインプット、ステレオアウトプット、EXP、MIDI IN、MIDI OUT端子とUSB-C、電源端子を搭載。USBはファームウェアアップデートに使用。EXPはエクスプレッションペダルで複数のパラメータを同時に調整できます。
本体には99種類のプリセット(33バンク×3プリセット)を保存することができます。
ディスプレイはプリセットの選択(フェイバリットパラメータを2つ設定)、プリセットエディットモードやグローバル設定、ソフトウェアインフォメーション、PITCH、FILTER、LEVEL、MODコントロールの設定を表示するページがあります。
さらに、パラメータを自動でコントロールするModifierがあり、様々な方法でパラメータを動かすことができます。Modifierはその動かす範囲やスピード、クロックテンポへの動機や別のパラメータへのリンクなどが可能。下記の方法でで動かすことができます。
- LFO A:波形を選択できるLFO
- LFO B:波形を選択できるLFO
どちらも選択できる波形は同じで、ランプアップ、ランプダウン、トライアングル、サイン、スクエア、3ステップアップ、3ステップダウン、4ステップアップ、4ステップダウン。
- Envelope Modifier:ノートトリガーエンベロープ。要はアタックで動くエンベロープ
- Sample & Hold Modifier:サンプル・ホールド。サイクルごとに乱数を設定してパラメータをランダムに操作
- Sequencer Modifer:16ステップまでのステップでパラメータを制御するステップシーケンサー
- Hold Modifier:フットスイッチでトリガーされるエンベロープ。
シンセのオシレーターはペダルの心臓部です。メインコントロールのPITCHノブに加え、2つのオシレーターの波形(SAW、トライアングル、スクエア)選択やオシレーター2のデチューン、モジュレーションスピードや深さ、MOD RAMP、GLIDE(ポルタメント。音程間の動き)、LEVELコントロールがあります。
さらに3タイプのフィルターを搭載。ラダー、ステートバリアブル、ツインフィルターがあります。フィルターはメインノブのFILTER(周波数)に加え、トポロジー(ローパス/バンドパス/ハイパス)、レゾナンス、エンベロープなどのパラメータがあります。
エンベロープにはフィルターエンベロープとアンプエンベロープがあります。エンベロープには4ステージADSRタイプがあります。
フィルターエンベロープはフィルターを動かすエンベロープ、アンプエンベロープはオシレータのアウトプットを動かします。エンベロープにはアタック、ディケイ、サステインエベル、サステイン、リリースなどのパラメータがあります。
また、アルペジエーターやディレイなどタイムベースのパラメータを制御するのがクロックで、テンポで設定したりMIDIクロックに同期できます。
こちらがエフェクトの構造です。
L/RそれぞれにDry/Wetミックスがあり、Wetをミックスしてピッチトラッキング、シンセサイズしてステレオに分け、個別にアンビエンスを加えて最後にドライをミックスして出力します。インプットミキサー前、ドライシグナル、シンセ後、アンビエンス後にモジュールを組み合わせて自由にエフェクトを作るように構造を設定できます。
組み込めるモジュールは下記のとおりです。
- ドライブモジュラー
チューブ、トランジスタ、OpAmp、ビットクラッシャー
- アンビエンスモジュラー
エコー、リバーブ(Small、Medium、Large Prism)
- モジュレーションモジュラー
コーラス、フランジャー、ヴィブラート、フェイザー、リングモジュレーター
- MIXモジュラー
4in2outミキサー
これらの機能を組み合わせ、様々なサウンドを生み出すペダルです。
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