IRを用いたデジタルアンプシミュレーターをリードするTWO NOTESのリアクティブロードが進化しました。
真空管アンプのアンプヘッドをそのままラインアウトするには、いろいろな工夫が必要です。なぜなら真空管パワーアンプはスピーカーの負荷(抵抗値)がないと壊れてしまうからです。その負荷を別の方法で再現するのがロードボックスといいます。
もっともシンプルなタイプ、なんなら単にでっかい抵抗器を接続するだけでもアンプ的には大丈夫です。それをレジスティブロードと言います。レジスタンス(抵抗)を使うロードボックスという意味です。しかし、本物のスピーカーとインピーダンスの振る舞いが異なるので、音も変わってきます。
リアクティブロードは、コイルやコンデンサを用いてスピーカーの振る舞いまで再現するよう作られているロードボックスを言います。ちなみに他の方式としてはトランスでインピーダンスを変えて音量を下げるアッテネーターや、かなり珍しいですが本物のスピーカーのボイスコイルを内蔵したスタイルのアッテネーターとかもあったりします。
まぁ単にリアクティブロードと言えば、高級ロードボックスとしては現在の定番のスタイル、という感じです。で、今ではそこにIRスピーカーシミュレーターや場合によってはエフェクトなども組み合わせたスタイルのものが多く出ていますね。
TWO NOTESのリアクティブロードは、Torpedo Reloadがこれまで発売されていましたが、それが新しくなりました。
「TWO NOTES Reload II」。
最大200Wの出力までをカバー。Celestionのスピーカーのインピーダンス特性を研究し、Celestion
が承認したロードレスポンスを持つ回路を開発。4/8/16Ωのインピーダンス切り替えを可能としたため、インピーダンスごとに別モデルを選んだりする必要もありません。
フロントパネルを見てみましょう。左右の木製の台は外すこともできます。
今回は2つのチャンネルを搭載。チャンネルA、BそれぞれにCAB、OUTPUTは、DEPTH、PRESENCEコントロールを搭載。MOJOボタン、LINE/AMPスイッチがあります。あとAMP IN LEVELコントロールとインピーダンスを表示するLEDがあります。
各チャネルのコントロールはCABがCAB OUTへのアウトプットレベル、DEPTH、PRESENCEは低域、高域の調整、MOJOボタンは小音量でパワー感を加えるボタンです。
続いてリアパネルです。右側にはアンプからのインプット、アンプインピーダンススイッチ、そしてA、Bチャンネルそれぞれのキャビネットアウトがあります。
左側には各チャンネルのLINE IN、LINE OUT(GND LIFT付)があり、チャンネルごとのエフェクトループセクションがあります。エフェクトループは-10/+4dBのLOOP LEVELスイッチ、DRY/WET MIXのON/OFFスイッチとDRY/WETノブがあります。また、チャンネルA/Bのデュアルモノ/LINKスイッチがあります。これはエフェクトループのReturnからの接続で、各チャンネル個別の接続(Dual Mono)またはエフェクトループをチャンネルAとBにリンクするかを選択します。そしてフットスイッチ端子があり、チャンネル切り替えなどを行うこともできます。
そして、TWO NOTESのGENOMEソフトウェアが付属。様々なIRの管理などが可能で、エフェクトループに接続することもできます。16のギターアンプキャビネット、6のベースアンプキャビネットのIRも収録しています。
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