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Noah'sark RED”赤”

リーズナブルな価格と、高品質なペダルで定評のあるNoah'SARK(NOAHSARK?)のコンプレッサー、「赤」です。ノアズアークと読みます。
見ての通り、「あの伝説の」コンプレッサーを目指したモデルでしょうね。BOSSと同程度、もしくはそれより安い価格で本当に高品質だといえるのか、そのあたりを見ていくことにしましょう。
こちらが私の「RED 赤」です

まず、外観と手に持った感じ(けっこう大事です)からの品質は必要十分といった感じでしょうね。3万円を超えるような高級ハンドメイド品のような質感はありませんが、かといって安っぽい雰囲気もないです。こちらは旧ロゴのもので、現在販売されているのは新ロゴのものですね。


さて、なぜこれを買ったのかというと、「コンプレッサーを持っていなかったから」ですw
必要だから買ったというわけではなく、とにかくエフェクターの種類を一通り持っておきたくて買った、というのが正しいですね。あまり感心できる買い方ではありません。
試奏もしてません。ダメだこりゃw
とにかく「コンプレッサー」を買おうと思って、いろいろ調べていたら、たしかJEUGIAだったかな?で、出たばかりのこの「赤」が¥7980だったんですよ。この値段でハンドメイドで、トゥルー・バイパスということだったので、これにしようと思ったんです。
では、フタを開けて中を見てみましょう。

しっかりと3PDTの9PINフットスイッチですね。
 

回路を隠すためか、黒い塗料が塗られています。一瞬導電塗料でアース取ってんのかと思いましたが、こんなとこに塗ればショートして動くはずがないので、それはないですねw
さて、写真の中央右下よりのところに、なにか穴が開いてますね。寄ってみます。
 

ペンライトで照らしてます。
これは・・・マイナスドライバーのようなもので調整できそうですね。内部に可変抵抗ですか?
しかし、公式ページの説明にも、全く書いてないんですよ。「内部トリマで調整」とか、そういう項目がないんです。もともと3ノブにする予定だったのが残ったのか、それとも組むだけ組んで最後の最後にメーカー側で調整するためのものなんでしょうか?
完全に基盤裏に塗装して隠してしまうほどのことをしてる割には、ちゃんと基盤裏から調整できるようになっていますし、謎です。
音出ししてたしかめようと思ったんですが、マイナスドライバーが行方不明なのでできませんでした。こりゃ分解して確かめるしかないな、と思ったんですが、ノブをはずすにもマイナスドライバーが必要みたいで・・・仕方がないので代理店さんに問い合わせましたw
現在返答待ちですが、返答が来次第、ここにご報告しますね。
ていうかマイナスドライバー探さないと・・・ちゃんと整理整頓しましょうw

    • 代理店さんから返答をいただきました。音量レベルのバイアス調整ということです。メーカー側の最終調整用、および修理時に再調整できるように開けてある、とのことでした。メーカーさんはオシロスコープで測って調整をされている、ということでしたが、ユーザーの方で調整をするならば、ノブを全開にして原音より2割程度の増幅が目安だそうです。増幅度合いを上げれば歪みが乗る可能性もありますし、小さすぎると聞こえなくなる可能性もあるので、かなりシビアなのでいじるなら注意してね、ということですね。また、いじっておかしくなった場合は、修理に出せば治してもらえるようです。もともとユーザー側で調整するものではないので、公式にも書いてなかったんですね。丁寧な対応をいただいて、好感が持てました。

 

ジャック穴から向こう側を覗いた様子です。ピントをがんばって内部に合わせました。こういうときに1cmまで寄れるデジカメは便利だw
内部配線が見えていますが、なかなか太い線を使っていて、よさそうです。塗料まで塗って隠すとなんだか怪しく見えてしまいますが、品質的に悪いものではなさそうですよね。
 
 
それではサウンドの方を見ていきましょう。
音の傾向は、まさにこれですね。効きが強くてノイズが多めの「あれ」
DYNA COMP
です。ノイズですが、Level、Sustain共にノブを12時以降に回すと急激に増えます。(といっても使えないようなノイズではないです。)ですが、それまではノイズもそんなに感じませんね。12時でちょうどブーストが開始するのかもしれません。ですので、ノイズレスでロングサスティンを求めてる方にはあまりオススメしませんが、逆にパッキンパッキンとしたコンプサウンドが欲しい方にはいいんではないでしょうか。まぁサスティンが欲しい方はもともとダイナコンプ系は見向きもしないと思いますが・・・。
オペアンプにはJRC4558DDを使用しているそうですね。本家ダイナコンプに比べて歪み感がないのはそのせいでしょうか。JRC4558DDは、後期のOD-1なんかに使われていたオペアンプですね。非常にスムーズなサウンドが特徴です。
私は以前、かけっぱなしにして「マスターボリューム」として使っていましたね。
歪みを増やしたいときはSustainを、音量をちょっと上げたいときはLevelを上げて調整していました。しかしこれはモデリングマルチからPCに直結している、というある意味独特な環境だったからでしょうね。ギターアンプがあれば、そちらでの音量調整の方がはるかに使いやすいので、コンプで音量調整という使い方はあまりしないと思います。
全開にしておいてブースターとしての使い方もできますよ。バッキングに合わせてソロを弾いてノイズが聞こえるようなことはさすがにないですから。
とにかくコンプレッサーというのは地味ながら非常に汎用性の高い用途で使えるので、一つ持っておいていいと思います。特にこれはオススメですよ。安いしw
あとは好みの範疇ですが、フットスイッチのクリック感がめちゃ強いです。少し固めのスイッチを使っているようで、踏むと「ガチッ」という感触がありますね。Z.Vexのもけっこう固めですが、それ以上に硬いように感じます。
逆にノブはやわらかくて、調整がしやすいですが、あまり激しいライブなんかだと動いてしまうかもしれません。
エフェクターとして見ても、たしかに非常に高品質で、出来が良いです。これでこの価格は本当にリーズナブルですね。「もう少しスムーズなダイナコンプ」を探している方は、これは是非試してみてください。使えると思いますよ。

    • 上記のバイアス調整に関連して、ついでに教えていただいたのですが、MXRのダイナコンプとは回路が違うそうです。それでここまで同じ方向性にもっていくってのはけっこういいシミュレート技術を持っているのかもしれません。Noah'sark、最近いろいろと新商品も出していますが、要注目かもしれませんね。


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