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Homebrew Electronics Germania


BSM RMなどのレンジマスター系トレブルブースターを試そうと楽器屋さんを探したのですが、なぜか置いていなかったので、ネットで買ってしまいましたw
そして少し前に届きましたのでレビューしたいと思います。
では、いってみましょう!

HBE Germania


こちらが、今回買った、HBE(Homebrew Electronics)の「Germania」です。Germaniaとは、現在のドイツ周辺を指す地名で、ラテン語です。これはゲルマニウムトランジスタと掛け合わせて付けられた名前ですね。なかなかオシャレです。
Homebrew Electronicsは、2000年にエフェクトの生産を始めた、アメリカ、アリゾナ州にあるハンドメイドエフェクトメーカーで、ペダルはAndrea Weaverさんによって作られています。
Germaniaには、NOSのゲルマニウムトランジスタが使われていますが、これの上位に、オリジナルレンジマスターとおなじOC44を使った、「Germania 44」というペダルもあるようです。国内に入ってきているのかどうかは分かりませんが・・・。

コントロールは非常にシンプルで、Gainつまみと、Hi-Fi/Lo-Fiという2種類のモード切替スイッチがついています。見た目も、ラメではないですが、星屑をちりばめたような筐体に白色の大型ノブ、青色LEDと、なかなか美しいと思います。ケースはMXRよりも少し大きめのサイズで、Lovepedal ETERNITYやKaden Brown Creeperなどに使われているのと同じタイプです。
ただ、このHomebrew Electronicsのペダル、なぜか国内の楽器屋さんで在庫整理のような状態になっています。現在PCIさんが代理店をされていますが、特に何のインフォメーションもありませんし、何かあったのかどうかは分かりませんが、私はおかげで、ほぼ半額で手に入れることができましたw
このペダル、Range Master系といってもレンジマスターのコピーではなく、オリジナルを元に設計しなおされたもののようです。では、中身を見てみましょう。

塗装が内部にちょっと漏れていたりと、ハンドメイド感抜群ですw
MXRサイズより腰高とはいえ、このケースに縦に基板が収まってしまうのを見ていただくと分かるとおり、非常にパーツは少ないですね。

こちらがその基板です。中央にある銀色の丸いのがゲルマニウムトランジスタで、右手奥に一つ、シリコントランジスタが見えます。オリジナルのレンジマスターはトランジスタ1石ですから、これを見てもオリジナルとは違った回路であることが分かります。
ゲルマニウムトランジスタは、RCA社製のものですね。型番は分かりませんが、TO-72あたりでしょうか?RCA社といえば、MOSFETを開発したり、よくTVにあるジャックの赤白黄色のうち、黄色の映像端子(RCA端子)を開発したりと、技術の高いアメリカのメーカーです。現在ではフランスのトムソン社がアメリカでの家電ブランドとしてのRCAの名前の使用権を持っています。
では、レビューしてみたいと思います。

  • 操作性

見ての通り、いいとか悪いとかの次元ではありませんw
非常に使いやすいペダルだと思います。ただ、ACアダプタが「センタープラス」のタイプなので、変換コードなどを使わないと、通常のBOSSアダプタなどのセンターマイナスのタイプが使えません。

  • サウンド

これはいい音だと思います。Hi-fiとLo-fiの違いですが、Hi-Fiの方がより中域までブーストされる感じで、Lo-fiの方が高域を強調するように思います。音としては、Lo-Fiの方が少し古っぽい、明るい感じの音になりますね。
いつもどおり、サンプルを録りました。

ギターはレスポールで、最初にクリーン、そしてLo-Fi、最後にHi-Fiとしています。クリーンといっても、timmyがONになっています。パーツが少ないこともあってか、非常に反応性がいいです。Hi-Fiでは強く弾いて歪ませるとファズのような音になっていますね。ここまでファズっぽくなったのはこのときだけなので、ゲルマニウムトランジスタの調子によるものかもしれませんね。

それでは、クリーンをブーストするのではなく、歪んだ状態をブーストしてみましょう。まずBORで歪ませたフレーズが8小節(リフ2回)のあと、Lo-FiモードでONにしたのが8小節、そしてそのあとはHi-Fiモードです。
聞いていただくと分かると思いますが、やはりLo-Fiの方がすこし古い音となっていると思います。こちらではファズっぽい感じはないですね。クリーンをブーストする場合はLo-Fi、歪みをブーストするときはどちらのモードでも、というような使い方が合っているように思いました。
しかし、この明るいサウンドはとてもいい感じで、非常に好みです。これは使いやすい音だと思います。
こうしてみるとますますBSM RMも試してみたくなってしまいますね。
 
というわけで、今回はHBE Germaniaのレビューでした。仕方なく試奏なしで買いましたが、買ってよかったと思います。他のHBE製品もだいぶ安くなっていることがあるようですので、また見つけたら試してみたいと思います。



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