とにかく「エグい効果」として有名なエレハモことElectro-Harmonixのエフェクター。そこに一挙10種類のペダルが加わるようです!今回加わるのは、001 XO LineというMetal MuffやStereo Poly Phaseといったものがある、現代的な用途に応じたペダル群となります。
では、まだ情報があまりないんですが、見てみましょう。
【エフェクター】Electro Harmonix HOLY GRAIL+ |
Holy Grailに搭載されていたオリジナルの「FLERB」がなくなり、代わりに「ROOM」が加わったというのは、より実践的な仕様とするためでしょうか。リバーブのコントロールも、1コントロールのHoly Grailに比べ、Holy Grail+では「Blend」「Amount」の2コントロールとなっていて、より詳細に音作りができそうですね。
electro-harmonix Holy Stain |
まず左側のフットスイッチで空間系4つのうち1つのモードを選び、右側でエフェクトのON/OFFとなります。コントロールは左から、Mix、Amount、Volume、Tone、Color(BRIGHT、DARK、WARMの選択)、DOLT(?)(CLEAN、FUZZ、DRIVEの選択)という形になっています。歪み系だけでもFUZZとDRIVEそれぞれ3モード、さらに4つの空間系と組み合わせることでいろいろ面白い音が出そうですね!
【エフェクター】Electro Harmonix KNOCKOUT |
例えば、歪み系の後ろにつないでいろいろ設定すると、ハムバッカーがシングル風になったり、ストラトがテレキャス風になったりするそうです。いろいろ遊べそうなペダルです。
electro-harmonix Octave Multiplexer オクターバー |
【エフェクター】Electro Harmonix STEREO ELECTRIC MISTRESS |
コントロールはRATE、FLANGER DEPTH、CHORUS DEPTHとなっていて、どうやるのか分かりませんが、「Filter Matorix Mode」として揺れを止め、ディメンションとして使うこともできるみたいです。これはDELUXE ELECTRIC MISTRESSにもある機能ですね。
electro-harmonix Q-Tron + エンヴェロープ・フォロワー |
機能です。LP、HP、BP、Mixの4モード、Fast/Lowのレスポンス、Hi/Loのレンジ、PeakとGainのコントロール、ブーストのON/OFF、SWEEPのON/PFF、さらにプリアンプセクションとフィルターセクションの間に入るエフェクトループといった機能はそのまま、今あるものに比べて定価が1万円以上安くなっています。なのでサウンドも、多少違いはあるかもしれませんが、基本的には同じと考えていいのではないでしょうか。
【オーバードライブ】ゲルマニウム・トランジスタを搭載した、クラシカルな60年代スタイルElect... |
コントロールはGain、Bias、Voltsとなっているんですが、BiasとVoltsはいわゆるゲルマニウムトランジスタの状態をコントロールするものですね。そして、通常オーバードライブについているべきVolumeやToneがなく、Gainのみ!というシンプルさです。
どちらかというとゲインの低いタイプのオーバードライブとなるみたいです。YOUTUBEにサンプル動画がありますので、これは見ていただいた方がわかりやすいと思います。よさそうです!
electro-harmonix Micro POG |
POG同様、和音にも使えるオクターブペダルで、コントロールは、DRY、SUB OCTAVE、OCTAVE UPというシンプルさです。もちろんベースにも使えますね。和音に使えるシンプルなオクターブペダルってあまりないので、これは面白いかもしれません!本家POGでは2オクターブ上も作ることが出来ましたが、これはさすがにできないみたいですね。ですが、個人的にはこれでも十分な気がしますw
【エフェクター】Electro Harmonix #1 Echo |
とてもシンプルな、あるいみエレハモっぽくないペダルですね。発振するのかどうかは不明です・・・。
【送料無料】Electro Harmonix エフェクター Stereo Memory Man with Hazarai ディレイ/エコ... |
まず、これはアナログディレイではなく、デジタルディレイだと思います。最長3秒というディレイですし、まず間違いないでしょう。
で、このペダルは、通常のディレイに加え、マルチタップディレイ、そして30秒間の録音が可能なルーパーとしても使える本格派多機能ディレイとなっています。コントロールは、Blend、Decay、Filter、Repeats、Delay。そしてプログラムプリセットを設定するHazaraiという・・・プッシュ式かな?コントロールが搭載されています。
フットスイッチは右側がON/OFFで、左側はタップテンポ、およびループの録音ボタンとして使えるスイッチとなっています。
プリセットは8つまで登録でき、Filterコントロールでは古いテープエコーをシミュレートしているというこのペダル、LINE6 DL4をはじめとするBOSS、t.c.electronic、Rocktron等といったメーカーがしのぎを削る「ペダル型プリセット可能デジタルディレイ」にエレハモが参入したということになるんでしょうね。
これは本当におもしろいことになってきました。それにしてもこういうタイプのディレイとしては、Yamaha UD Stompというペダルが過去にあっただけに、それを超えるものを期待してしまいますね・・・UD Stompは出すのが早すぎました。ユーザーがまだついてこれてませんでしたね。
というわけで、ちょっと駆け足ながら10種類のペダルを見てきました。たった一つ残念なことは、「10月に出る」といわれていた「古いBig Muffのリイシュー」がないことですね。これはまだ待つしかないんでしょうか。まさか開発中止なんてことにはなっていないと思いますが・・・(インタビューでマイク・マシューズがあれだけ言ったんですからw)
しかし、それは別としても、すごいラインナップですね。個人的には、GERMANIUM ODが特にきになります。もちろん変態的空間系やフィルターといったエレハモらしいペダルから、どちらかといえばシンプルなペダルまで、どれもこれも面白そうです。今月下旬に出るということで、楽しみですね!