Providence PEC-04 |
機能は、チューナーアウトを備えた4ループなんですが、形式としては3ループ+1ループという形になっています。どういうことかというと、たとえば1〜3のループにはエフェクターを、もうひとつはアンプのスイッチング、といった方法ができるわけですね。
搭載される端子は、通常のパッシブINPUT、バッファアンプを通るINPUT、LOOP1〜3のSEND/RETURN、OUTPUT、LOOP4のINPUT、SEND/RETURN、LOOP4のOUTPUTというようになっています。
つまり、通常の4ループとして使う場合には、通常のOUTPUTからLOOP4のINPUTへと接続する必要があるわけですが・・・その代わり、完全にLOOP4を独立させたことにより、いろいろなことができるようになったというわけですね。
また、INPUTもバッファアンプを通すか通さないかが選択可能となっており、これも接続状況に応じていろいろと変化をつけることができそうです。
また、プログラムは4プリセットを保存することができ、プログラムモードと通常のルーパーモードとの切り替えが可能となっています。モード切替やプログラムの保存には、右端、上部にある小さなボタンを使うようです。
また、4系統に電源を供給できる9Vパワーサプライも搭載しています。これはProvidence PAE-101P同様の回路で、各出力独立の電源フィルタ、ショート保護の回路が搭載されています。
サイズは横幅が29cm、奥行き7cmと、これだけの機能を備えている中ではコンパクトにまとまっており、「本格的なプログラマブルシステム」と、「単純なループシステム」の中間にあたるモデルとして使いやすいのではないかと思います。
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