きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

BOSS BD-2 Blues Driver


ハードオフで見つけて買ってきました、BOSS BD-2をレビューしてみたいと思います。
すでに定番中の定番機材として定着しているBD-2で、すでにネット上でもレビューがたくさんありますが、せっかくなので書いてみたいと思いますw
では、いってみましょう!

BOSS BD-2 Blues Driver


こちらが、ハードオフで買ってきたBD-2です。年代的には、90年代の中期かな・・・?たぶん出たばかりのころのものだと思います。当然台湾製(BD-2に日本製はありませんw)。現行のものと比べても、おそらく何も違いはないでしょう。
BD-2は、FENDER USA '57 Twin Ampのようなフェンダーのツイードアンプのようなサウンドを作り出すべく開発され、95年に発売されました。当時の「ブルース人気」にあやかって、名称も「Blues Driver」とされ、その名前に合わせて筐体も、BOSSのオーバードライブとしては珍しい「青色」に塗られることになります。
さて、BD-2の特徴といえば、「ピッキングニュアンス」が第一に来ると思います。今ではいわゆる「ブティック系」といわれるオーバードライブがたくさんあり、それらの中にはピッキングニュアンスがつけやすいペダルもいろいろありますが、そういったものは別として、安価で手に入れやすい「量産品」のペダルの中ではやはりトップクラスの反応性のよさをもっていると言えるのではないでしょうか。
ゲインは意外と高く、オーバードライブ単体機としてみても、十分に歪ませることができるようになっています。このあたりはBOSSらしい「多くの人に使いやすい」ペダル作りですね。音質としての特徴では、TS系やSD-1のようなスムーズなタイプではなく、もうちょっと汚い系の、ジャリっとしたサウンドだとよく言われます。
では、そんなBD-2の内部をみてみましょう。

BD-2の基板です。回路的な特徴としては、「ディスクリートでクリッピングなし」というのがあります。ディスクリート、つまりオペアンプ等のICを使っていないということですね。そしてクリッピングを行っていないため、反応のよさが出、ゲインを上げるとレンジの広い音となります。ただし、BD-2と同じくディスクリート回路のOD-3と同様に、エフェクト回路ではなくバッファアンプ部にオペアンプが使われています。

基板裏側のパターンです。ここで注目したいのは、この信号を通す部分の「幅広さ」ですね。下の写真は、BOSS SD-1のものですが、比較するとよく分かります。

このように、SD-1に比べて基板の電気信号が通る部分が広くなっていますね。これはBOSSなりの改良といえるのではないかと思います。逆に、あえて古い設計の基板をそのまま使っているSD-1というのも、BOSSのこだわりなんでしょうね。
で、この幅広さにどういう利点があるかというと、やはり電気信号のスポイル、いわゆる「音痩せ」の軽減ですね。よく、ポイント・トゥ・ポイント配線と言われる配線方法がありますよね。これは部品間の距離をできるだけ短くし、プリント基板を使わずに手作業で配線することなんですが、その方法だとプリント基板に比べて電気信号の通る道が広くなるわけです。その反面、コストと手間がかかるため、BOSSのような量産品には向きません。そこでBOSSはプリント基板のままで、できるだけ広い面積を信号の通る部分に取るという方法を使ったのではないかと思います。
さて、ではレビューの方にいってみましょう。

  • 操作性

BOSSの基本的なオーバードライブと同じ操作性で、どこにも「迷う点」がみつかりません。スイッチは踏みやすいですし、操作も簡単です。

  • サウンドレポート

サンプル2

サウンドサンプルを録ってみました。サンプル1はレスポール、2はテレキャスをつかっていて、BD-2の設定はツマミ全て12時です。
やはりピッキングニュアンスは出しやすいペダルだと思います。サウンドは独特な感じですが、どうしても「BOSSの音」にはなっていますね(これは良い悪いではないですけどねw)。また、よく言われる欠点の「低域の不足」はどうしても感じてしまいます。そしてゲインを上げるとすこしドンシャリな感じもあったりします。
ただ、これらは基本として「良い音」だからこそ出てくる不満だといえるでしょうね。持っている音がいいので、そこからさらに「あと一歩」がほしくなるというのがあるのではないかと思います。そういう方には、モディファイという方法もありますので、いろいろ試してみてくださいね!
 
というわけで、BOSS BD-2 Blues Driverのレビューでした。多くの方が感じていることの再確認みたいな形になってしまいましたが、それだけBOSSの品質が安定していると考えて良い・・・のかな?という感じですw
このペダルは、たぶんMODのやりがいがあるんだろうな、と思います。実際多くのモディファイバージョンがありますね!
そうそう、ODBにも音をUPしてあります。



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy