LINE6 JM4 Looper 【送料無料】 |
Line6の多機能ストンプボックス、「4」シリーズの新製品として登場した「JM4 Looper」は、その名の通りサウンド・オン・サウンドのループレコーディングが可能なルーパーなわけですが、それでけではなく、さらにこれ1台で歪みからなにからを作ることが出来るマルチエフェクターとしての機能、そしてフレーズや作曲メモとしての使い方や、曲まるごとのバッキングトラックの製作までできてしまうようなモデル、とのことです。
予想していたのは、BOSS RC-50 LOOP STATIONのようなループに特化した多機能モデルだったんですが、どうやらそれをはるかに上回るペダルかもしれません。
まず、10スタイルのドラムパターンを含み、100以上のジャムトラックが内蔵されています。そして、それを使って最大24分、100種類のレコーディング(CDクオリティだそうです)が可能となっており、またSDカードスロットがあり、最大2CBまでのSDカードにサウンドを保存することができます。2CBで6.5時間の録音が可能です。
もちろん、サウンド・オン・サウンドも可能ですし、製作したループで直前の録音をキャンセルしたり、スピードを落としたりすることも可能です。しかもJM4はギターだけでなく、ベースやキーボード、XLR端子を使ってマイクにも対応するので、バッキングトラックはもちろん、簡易てきなMTRとしても使うことができるように思います。もちろん、AUX端子やヘッドフォン端子もそなえているので、CD音源を元にループサンプリングを製作することもできますので、DJのようなプレイもできるかもしれませんね。
ギターに関しては、マルチエフェクターとしても使うことが出来ます。12アンプモデルと、コーラス/フランジャー、フェイザー、トレモロから1つとディレイ、スゥイープエコー、テープエコーから1つ、そしてリバーブのデジタルエフェクトが搭載されていて、3バンドEQでサウンドの調整も可能です。チューナーまでついているようですw
また、ギター以外にも、3バンドEQとコンプレッサー、ディレイをかけることができます。ギターサウンドは200以上のアーティストサウンドプリセット、150以上の「ソング」プリセット(有名な曲のサウンドをもとに製作されたプリセット)が内蔵され、36ユーザープリセットを使えばオリジナルな設定を保存することもできます。このへんはまぁ、最近のハイエンドなものと比べるとシンプルですが、れっきとしたマルチエフェクターですね。
というわけで、JM4 Looperの機能としてはこんな感じです。LOOPERというよりも、バンドの練習や作曲をサポートする総合ツール、的な使い方に合っているのかな、とも思いました。これでドラムパターンの打ち込みなんかができたら最高だったようにも思いますが、それでもなかなかよくできたペダルだと思います。それにしても、その名前から考えていた想像と全く違っていたことになによりも驚きましたw
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