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Lovepedal 200lbs of Tone

ラブペダルの新製品(といってもちょっと前ですが)、「200 lbs of tone」を試してきました。
名前になっている200lbsとは、200ポンド、90.719kgのことで、ボクシングのヘヴィ級の階級にあたります。ビルダーのSean Duniganさんが意識したかどうかは分かりませんが・・・まぁ、ヘヴィ級の音、って感じなんでしょうか。むしろ音のヘヴィ級?w
では、レポートいってみたいと思います。

Lovepedal 200 lbs of tone

さて、200lbs of Toneです。カテゴライズとしては一応ファズになるようです。エリック・ジョンソンサウンドの代名詞として知られる、「ヴァイオリントーン」を作り出すようなペダルということですね。コントロールは、VOL、FAT、FUZZの3つで、フットスイッチはCusackと同じ、電子式スイッチを使ったトゥルーバイパス機構となっているようです。今のラブペダルですので、おそらく内部は大きな基板がつかわれているのではないかと思います。
では、まずはセッティングから・・・。


Lovepedal 200 lbs of tone

オレンジ ギターアンプ ORANGE AD30TC

オレンジ ギターアンプ ORANGE AD30TC
価格:285,000円(税込、送料込)

というセッティングでした。この間のFulltone Fat Boostを試したお店と同じだったので、アンプもオレンジの2ch真空管アンプです。
では、レポートいってみましょう!

  • 操作性

まずは3つあるコントロールですが、その名前のとおりのはたらきをします。ハイエンドなペダルって、音が良かったりパーツが良かったり、見た目に凝っていたりといろいろあるんですが、何よりもこうして思った通りのコントロールができることが大事だと思います。中には、あえて「何が起きるかわからない」コントロールをつけているペダルもありますが、そういうのはまた別として、やはり思った通りのコントロールができないと、音作りが大変になってしまいますからね。
また、以前の形から変わったフットスイッチですが、やはり機械式より電子式の方がタッチが軽くて切り替えも速いですね。どちらがいいか、というのは好みだと思いますが、個人的に多くの3PDT機械式フットスイッチは、ちょっと硬すぎると思うことがあります。
そういう意味で、電子式スイッチを使ってトゥルーバイパスを実現するというのはとても歓迎できるように思います。ただ、大きめの「音質変化がある」という話を聞いたこともありますので注目してみたんですが、さすがに試奏レベルではそこまで分かりませんでした。

  • サウンドレポート

では、サウンドです。一応、このペダルはファズペダルなんですが・・・いわゆる「ファズサウンド」を求める方にはあまりおすすめできないかもしれません。歪みの粒が非常に細かく、まとまっていて使いやすいサウンドを作っています。一応カテゴリはファズですが、音はどちらかというとオーバードライブなんじゃないかと思いました。
ただオーバードライブといっても、Lovepedal Eternityなんかと比べると、また全然違う音ですね。Eternityに代表される、最も一般的なオーバードライブサウンド・・・いわゆるTS系の音よりも、エッジがたっているというか・・・ちょっとだけトゲっぽい感触があり、特に和音を弾いたときには「アンプの歪み」に近い音のように思いました。
ペダルの反応性は、Lovepedalらしくとてもレベルが高いです。ですが、ONにしたまま完全なクリーンサウンドにすることはできませんでした。また、FATコントロール次第ですが、ゲインが高いときにはとてもバランスのとれた音なんですが、その状態でギター側のVolumeを絞っていくとすこし濁った感じのサウンドになるかもしれません。普通のファズよりも低域が強めな設定になっているのかな、と思います。
さて、エリックジョンソンサウンドの「ヴァイオリントーン」ですが・・・ペダルON、ゲインを上げてギター側のTONEをちょっと絞ると、それっぽい音になるような・・・という雰囲気はあります。まぁギターもテレキャスでしたし、アンプも思いっきりブリティッシュなのでそのセッティングでヴァイオリントーンをつくろうということ自体に無理があるのかもしれませんが、それでも近いような感じはあったように思います。
ペダルとしては、これは完成度が高く、ちょっと個性的なオーバードライブと考えるのが妥当なのかもしれません。とてもスムーズな歪みを作るペダルです。
 
というわけで、Lovepedal 200 lbs of toneのレポートでした。ファズだと思っていたので、つないで音を出したときは何か違和感がありましたが、出音はラブペダルらしく、とても高い品質を持っていると思います。ですがファズとしてもオーバードライブとしても、少し個性的なタイプになりますので、きになっておられる方はできるだけ試されることをおすすめしたいと思います。



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