奇抜なものから正統派まで、いろいろな珍しいエフェクターを取扱っているナインボルトさんのオリジナルブランド、nine collectiveに新作が登場するようです。
今度の新作はワウペダル。今発売されている多くのワウペダルは、大部分がVoxのクライドマッコイモデルから続くクラシックな回路を搭載した物で、残りはデジタル回路を使ったモデリングタイプが大部分です。もちろん、VooDoo Lab WAHZOOのような独自性の高いモデルも少しありますね。
しかし、このnine collective JellyFish Wahは、そのどれとも違ったモデルとなっています。「日本製のプラスチック製で安っぽい、伝説のワウペダルをベースに開発」されたと説明文にあるように、このペダルは、意まではプレミア価格で売られているワウペダル「Ibanez WH10」の回路を再現して作られたモデルとなっているようです。
WH10の最も大きな特徴は、EFFECTOR BOOK Vol.2
でも特集されていましたが、インダクタを使っていない回路で、例えるならオートワウをエクスプレッションペダルで制御したときのような音色に近いということだそうです。このペダルは、その特徴を継承しつつ、アルミ筐体でトゥルーバイパスとなっているようですね。どうやらすでに回路の方は完成しているらしく、もうすぐ正式に写真等が公開される、とのことです。期待ですね。
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