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Rothwell Hellbender 〜ぶりすと! Vol.3〜


英国的解釈のヴィンテージマーシャルサウンド

マーシャル系の歪み特集、ぶりすと!第3弾。今回はRothwell Hellbenderを取り上げてみましょう!

Rothwell Hellbender


こちらが、Hellbenderです。イギリスのオーディオ/エフェクターブランド、Rothwellのオーバードライブペダルですね。かなり前から作られていて、イギリスでは人気のペダルのようですが、国内入荷はどうやらまだごく少数というオーバードライブです。
THE EFFECTOR BOOK Vol.6でも少し取り上げられていたペダルですね。
コントロールはVolume、Tone、Gainのみのシンプルな構造。外観からは特に「マーシャル」とか「ブリティッシュ」な印象はありません。元々は真空管アンプのサウンドを再現するオーバードライブとして作られたもので、特に「マーシャルサウンド」を意識したわけではないみたいですね。作ったら自然とマーシャル風味になった、という感じでしょうか。

内部はこんな感じです。いたって普通のプリント基板に見えますが、この基板、うっすらと裏が透けていてちょっと独特な雰囲気を醸し出しています。ノブ側にある、立てられた基板は両面にパーツが付けられていますが、全体的にパーツはそれほど多くありません。
このペダルの回路的な特徴と言えば、通常の歪み回路の他にもう一つ歪み回路を搭載していて、強い入力信号のときにのみ2段の回路を通る、という仕組みになっているそうです。これによって、真空管アンプらしいローゲインとハイゲインを実現した、ということだそうです。

では、レビューいってみましょう!

  • 操作性

コントロール系統は全くの正統派なので、迷うことはないと思います。使いにくさは一切感じません。各ノブの効きも極端なものはありませんが、多少Volumeノブの設定は高めにする必要がありそうです。といっても、フルにしないと使えない、というようなことはありませんので、問題はないと思います。

  • サウンドレポート

では音を。
いつものようにぶりすと!共通バッキングに乗せてサンプルを録ってみました。
リアPUでヴォリュームフルアップのストラトとGVA Customでのサウンドです。
バッキングトラックは

ぶりすと!共通バッキングトラック
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こちらを使用しています。

サンプル1
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ゲイン12時のセッティングです。トーンは全てのサンプルで12時の位置です。

サンプル2
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こちらはフルゲイン。

サンプル3
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ファズフェイス系ペダル、Wells Amp 5:00 Shadowを前段に入れたセッティングです。Hellbenderのゲインは1時あたりです。

サンプル4
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オーバードライブ、Guyatone Heat Exchanger ODを前段に入れたセッティングです。Hellbenderのゲインはフルアップになっています。

サンプルはこんな感じで。レビューいってみましょう。
まず、Hellbenderをつないで最初に思うのが、とてもダークな音色だということです。個人的に似ているペダルとして思いついたのがZVEX The Box of Rockでした。(またぶりすと!で登場予定ですw)
低域が強めで、ハイはあまりブライトではなく、少し重ための音色が特徴ですね。非常にイギリスっぽい雰囲気です。そして、ゲインを下げていてもミュートプレイのアタックをしっかりと聞くことができるというのも面白い特徴の一つだと思います。
最近はとても反応性の高いエフェクターがありますが、このペダルの反応性はそれらと比較すると特筆できるほどではありません。しかし、ピッキングに対するちょっと粘っこいというか・・・いい加減というか・・・絶妙なさじ加減のやわらかな反応の仕方が特徴的で、これが古い真空管アンプっぽさを醸し出しています。
ファズと組み合わせるとかなり丸っこい音になりますね。サンプルではストラトのリアですが、ハムバッカーのフロントPUを使えば、これ以上ないほど甘い音を出すことが出来ると思います。
モダンマーシャル系サウンドのD-CUSTOM GUITARS Distronや、マーシャル系サウンド全般を対象としたDirty Little Secretとは、これまた方向性の違うペダルでありながら、どれもしっかりとマーシャルサウンドを作り出しているのがとても面白いですね。マーシャル系ペダルって、作り手の意図がいろいろあって、本当に楽しいですw
いわゆる「アンプライク」なオーバードライブペダルはたくさんありますが、その中でもこのHellbenderのアンプっぽさはかなり異質な部類に入ると思います。「これぞまさにチューブアンプだ」という分りやすいアンプライクさではなく、弾いてるうちに「これは本当にエフェクターなの?」と思ってしまうような、少し不思議な感覚の歪み方をしますね。ちょっと説明しずらいんですが、ただ一つ言えるのは、使っていてとても気持ちの良いペダルだ、ということです。
今のところ、まだあまり国内では見かけないペダルだと思いますが、これは本当におもしろいですよ!もし見かけたら是非、試してみて欲しいです。

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価格:27,720円(税込、送料別)



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