Jordanの「BOSS TONE」やモズライトの「Fuzzrite」などヴィンテージエフェクターを再現し、高いクオリティで人気のMahoneyから新作の歪みペダルが2機種発売されました。
まず、「MAHONEY Okalhoma Red Dirt」は、Mahoneyオリジナルのディストーションで、「ブラウンサウンド」を作り出すペダルとのことです。コントロールはLevel、Tone、Dirt。基本的にDirtノブ(ゲイン)は最大にして使うことを想定して設計されているようです。そういうのいいですね!歪みはフルゲインこそ至高です。クランチはギターのヴォリューム下げれば出るよ・・・ってまぁ、結局大事なのは出音がどうか、ってことですがw
もう1つ、MAHONEY CREATORは最初期のBIG MUFF、通称トライアングルマフと呼ばれるモデルをMahoneyが再現したペダルとなっています。ただそのまま再現するだけでなく、TONE、DRIVE、VOLUMEの他にMIDSコントロールを追加したことで、ヴィンテージの甘いマフサウンドだけでなく、少し現代的でエッジの立ったハイゲインサウンドにも対応しているようです・・・が、実はこのペダル、Mahoneyが得意とする「BOSSTONE」を作ったエフェクターブランド、Jordanが製作していた「Jordan 6000 Creator Volume-Sustainer」をベースに作られたもの、という方が正しかったりします。JordanのCreatorは、BIG MUFFの回路をベースに作られた「ファズ付ヴォリュームペダル」で、ファズとして使う場合はヴォリュームコントロールをペダルで設定できるという面白エフェクターです。ファズOFF時は普通にヴォリュームペダルになりますが、ファズのスイッチが手前側に設置されているため、ON/OFFのたびにヴォリュームを0にしなければならないというヴィンテージペダルらしい個性を持っていました。
そんなJordan Creatorを、コンパクトエフェクターとして使いやすくし、MIDSコントロールを追加したモデルがこのMAHONEY CREATOです。
現時点で、サンプルサウンドを見つけることができなかったためどんな音なのか分かりません。是非とも弾いてみたいペダルですね!
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