日本中のライブハウスやスタジオで、どこでも見かけることの出来る定番ギターアンプといえば、Roland JC-120です。1975年の発売以来、細かなアップデートは施されてきましたが、基本的なそのサウンドと外観を変えることなく、長年愛用され続けているアンプです。
そのRolandが、満を持して新世代のステージ用ギターアンプを開発しました!
それがこのGAシリーズ。最初のモデルはRoland GA-112とRoland GA-212の2ラインナップとなっています。
ちなみに、このモデル、型番に続く製品名は「Guitar Amp」。Rolandとしても相当自信を持っていることが伺える名称ですね。
両モデルとも、基本的な部分は同じですので、まずそこから見ていきましょう。
このアンプは、BOSSが誇るモデリングテクノロジー、COSMによるアンプです。まず、アンプの基本的な音を作る「PROGRESSIVE AMP」セクションには、DriveとVolume、およびVoice、Boostスイッチが搭載されています。クリーンサウンドから強烈なハイゲインサウンドにまで対応し、チューブライクな音、ソリッドステートの音をはじめ、数々のアンプサウンドをシンプルに作ることができます。EQはBass、Middle、Trebleの3バンドで、ミッドブーストスイッチも搭載。あとPresence、Reverb、Masterコントロールノブがあります。また、このアンプには2つのエフェクトループが搭載されていて、それらのスイッチが付いています。
フロントパネルには、ノブが並ぶ部分の下に5つのボタンがあります。ManualボタンとCh.1〜4のボタン。これらはチャンネルのセレクトで、Manualボタンは今設定しているノブの位置を、Ch.1〜4はあらかじめプリセットした状態を呼び出すモードです。4つのメモリープリセットは、そのチャンネルを選択し、ノブを動かせばその状態を自動でメモリーするので、いちいちEDITやWRITEスイッチを押したりする必要もありません。2つのエフェクトループは、それぞれ個別に-10dB、または4dBのレベル設定も可能となっています。
入出力端子は、Hith/Lowの2インプット、2つのMain In端子、Line Out、インプット信号をそのまま出力するThuru/Tuner Out、フットコントロール用端子(Link In共通)、Link Out端子、およびエフェクトループA/Bとなっています。
別売りで6スイッチの専用フットコントローラー「GA-FC」も発売されます。
ROLAND / ローランド GA-FC ( GAFC ) フットコントローラー 【新品】 |
では、112と212の違いですが、Roland GA-112は12インチスピーカーを1発搭載する100W仕様、そしてRoland GA-212は12インチスピーカーを2発搭載した200Wの大出力仕様となっています。あとはスピーカーによるサイズと重さの違いです。GS-212にはキャスターも付いています。
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オーバービュー
メインアンプとしてはもちろん、ラインアウトもあるので練習にも使えないことはありませんし、レコーディングにも対応したモデルですね。
本格的な100W、200Wアンプです。出せる音も幅広いですね。
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