ギタステ名物英国エフェクツ通信!D.A.M 1966 OC82DM/OC76 |
海外ではラインナップからすでに外れてしまっているこのモデルですが、日本向けのみの限定で作られる形となるようですね。
D*A*Mのビルダー、デヴィッド・アンドリュー・メインは特にイギリスのヴィンテージファズ研究家としても世界的に知られ、人気と実力のあるブランドとして支持されています。中でもTone Benderに対するその情熱は特に有名で、非常に高いこだわりでヴィンテージTone Benderを再現しています。日本でも、THE FUZZ BOOKやTHE EFFECTOR BOOK Vol.7などに寄稿していて、よく知られているビルダーの1人ですね。
今では多くのTone Bender再現系ペダルが出ていますが、その流れを作ったのがこの「1966」と言えるほど、世界的にも有名な名機として知られるファズペダルですね。Tone Bender MkIIを元に作られたファズペダルとなります。
オリジナルモデル同様のAttackとLevelコントロール(Attackはゲインコントロール)に加え、ヴィンテージサウンドを再現する66モードと、より現代的でレンジを広げたSuper Beeモードを切り替えることが可能。サウンドの要となるトランジスタにはMullard OC76と、OC83やOC81に近い特性のOC82DMを採用。もちろんヴィンテージゲルマニウムトランジスタです。また、インプットインピーダンスを少し変えることで、ワウペダル等他のペダルと同時に使った際にもしっかりファズのポテンシャルが生かせるように調整されています。
裏蓋を外すことなく電池交換ができる電池ボックスも、高い利便性を実現しています。正直、いつ生産完了になってもおかしくないモデルだと思いますし、オークション等でも全然出回らないモデルなので探していた方には朗報ですね。
サンプルムービー
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