TBCFXのエフェクター製作も行っていた、高早楽器による日本のハンドメイドエフェクターブランド、Trialから、新たにちょっと変わったブースターとファズペダルが登場です。
Trial B-2
音を整えるバッファー回路を搭載し信号のブースト量も自在に設定出来るB-2。【渋谷店】【8月上... |
ブースト部にはTrial B-1がベースになっているようですね。電池、まだはアダプタによる駆動が可能です。
Trial B-1のサンプルムービー
Trial F-3 Steady
良質のオーバート−ンで歪むファズ。【渋谷店】【8月上旬入荷予定/予約受付中】TRIAL / F-3 Ste... |
GainとBoostのみのシンプルなコントロールで、全体域が綺麗に歪み、音が潰れすぎることなく、またレスポンスも高いというファズペダルですね。
基本的にヴィンテージ系ファズサウンドながら、ファズにとっては避けられないノイズも最小限に抑えて作られており、ローゲインからハイゲインまで、幅広く使えるファズペダルということです。
Trial Parallel 3
オーバードライブ、ディストーション、バイパス音。3つ混ぜてさらにボトムを調節できる骨太ベー... |
このペダルはドライ音に、オーバードライブとディストーションをそれぞれミックスして音をつくることができる、というおもしろいペダルです。左から、バイパスのLevel、オーバードライブのLevelとGain、ディストーションのLevelとGainノブがあり、BottomとMaster Volumeコントロールを搭載。これにより、バイパス(ドライ)、オーバードライブ、ディストーションのバランスやそれぞれのゲインを個別に調整してミックスし、最後にBottomでローエンドのコントロールを加え、Master Volumeで音量を調整できるというスタイルです。
また、常時出力されるチューナーアウトを搭載。エフェクトのON/OFFスイッチに加え、Muteスイッチも搭載しているので、チューニング時など必要な時にミュートすることもできます。ボードの中心手前に据えて、ペダルボードや音全体のコントロールをする、そういう使い方に向いているペダルと言えそうですね。このペダルとチューナーだけでも十分使えそうです。
というわけで、Trialからの新製品3モデルのご紹介でした。
それぞれ、サンプルが今のところ無いみたいなので実際の音の傾向なんかは分からないんですが、デザインや機能性などはTrialらしい、ちょっと独特な雰囲気を持っています。ベース用のペダルは、特におもしろそうですね。
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