【新商品】【送料無料】【代引手数料無料】【正規輸入品】KOMA ELEKTRONIK RH301 Rythm Work St... |
この「KOMA ELEKTRONIK RH301 Rythm Work Station / Utility Tool」は、エフェクターやシンセサイザー、ドラムマシン、シーケンサー、DAWなど様々な機材をまとめて同期させ、さらにコントロールすることも可能なモデルとなっています。
まず、マスタークロック。マスタークロックとは、ドラムマシンやDAWのテンポ、ディレイやコーラスなどのエフェクターのスピードを一括管理して同期させる信号を指します。有名なのがMIDIクロックで、MIDIで接続した機材のテンポ情報などを同期させるものですね。
このRH301の場合は、MIDIクロックはもちろんのこと、MIDI登場以前に使われていたDIN Sync、さらにアナログシンセやモジュラーシンセ、一部ギターエフェクターなどに使用出来るアナログクロックに対応。RH301をマスタークロックとして使うこともできますし、他の機材で作成したクロックをRH301を通してMIDIやDIN Sync、アナログクロックに変換して出力することもできます。RH301でクロックを作成する場合は、タップテンポとノブを使ってテンポの設定が可能となっています。
また、マスタークロックのテンポを1/16、1/8、1/4、1/2、1倍、2倍、3倍、4倍から選択して設定出来るディビジョンスイッチがあり、これによってアナログクロック対応の機材にもマスタークロックを元にした倍率のテンポを送信することが可能となっています。
続いてLFOです。LFOは、マスタークロックに同期、またはディビジョンによる倍率をかけたテンポを設定できるほか、ノブによって自由にテンポ設定も可能です。さらに5種類の波形選択と、その波形のシンメトリー、つまりバランスを調整するノブを搭載することで、様々な波形のLFOを外部に出力することもできます。多くのギターペダルの場合、LFOでテンポ設定を兼ねていることもあるので、他の機材とテンポを同期させることも簡単にできるということですね。
そして、エンヴェロープ。つまり、0からだんだん音量が上がったり、下がったりするような信号を作成する機能です。こちらは、マスタークロックの他、ディビジョンに同期させることも可能で、自動的にエンヴェロープをループさせ、モジュレーションのように使うことも可能です。ループ時はRANGEノブで1ループ分の時間を調整できます。他にATTACK、DECAY、SUSTAIN、RELEASEでエンヴェロープの動きを調整できます。
さらに、本体右下にある赤外線LEDを使った光学センサーにより、CVペダルとして使うことも可能となっています。
入出力端子も非常に豊富です。まず、本体の背面パネルにはMIDIとDIN Sync共通のインプット、MIDI OUT、MIDI THRU、DIN Syncアウトを搭載。本体正面にはアナログクロックのアウトプットが2つ、ディビジョンされたアナログクロックのアウトプットが2つあり、エンヴェロープ、反転エンヴェロープ、LFO、反転LFO、センサーの出力端子がそれぞれ1つずつあります。さらに、外部クロックの入力端子、LFOをCVコントロールで操作するためのインプットが、LFOスピード、LFOシンメトリー、およびLFOリセット(トリガー)と装備されていて、エンヴェロープのトリガーにつかえるゲート入力端子も装備。背面にはLFO SPEEDとLFO SYNMのトリムポットがあり、これでLFOの操作に使うCVペダルの微調整も可能となっています。
ギターペダルとしてはけっこう聞き慣れない言葉が多くて分かりにくいかも知れませんが・・・ギターペダルのみならず、アナログシンセ、デジタルシンセ、ドラムマシン、さらにDAWに至るまで、多彩な機材を一括してコントロールできるモデルだということが分かればと思います。
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