きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

BOSSの21世紀を振り返る! Part.1 〜2001年〜


BOSS」。
缶コーヒーの銘柄でもなければ、エンジニアブーツの名作のことでもありません。
世界的な楽器メーカー、Rolandの展開するエフェクターを中心とした機材ブランドです。特にエフェクターに於いては、まさに日本を、そして世界的にもそれを代表するブランドであるとして知られています。特に、Compact Seriesは1977年の第1弾モデル(OD-1/SP-1)以来、35年以上にわたり定番の地位を貫いてきました。
今年、BOSSは大きな変化を遂げようとしています。OD-1X/DS-1XWAZA Craft SeriesRC-1/FS-7と、立て続けに新作のアナウンス、および発売が行われている今年のBOSSは、明らかにそれ以前とは違った姿勢を見せ始めています。
かつて、BOSSが大きく変わった年。いろいろな見方があると思いますが、それは2001年だと個人的に考えています。このシリーズでは、2001年から2014年まで、BOSSがどのような動きを見せてきたのか、発売モデルを見ながら改めて振り返ってみたいと思います。
今回はまず、2001年に発売されたペダルを見てみましょう。
 

BOSS DS-1 Distortion

まずはこのペダルから。
いやいや、何言ってるの。DS-1といえば1978年6月に発売された名機で、定番ディストーションでしょ・・・と。それはその通りなんですが、日本に於いて、1989年以降BOSS DS-1は販売が「休止」していました。海外では発売を継続していたため、このモデルの「復活」はリイシューには当たらない、という理屈で、日本での再販が始まったのが2001年です。
Tone、Level、Distコントロールを搭載するスタンダードなディストーションで、少しファズっぽさも含むような、ちょっと変わった歪みが特徴のペダルですね。スタンダードと言われながら、使ってみると少し癖があるペダルです。
レビュー
レビュー(日本製)
サンプルムービー
 

BOSS MD-2 Mega Distortion

DS-1の復活と同じ年に発売されたのが、このMD-2です。まもなく覆されることにはなりますが、現時点で「最後のBOSSアナログペダル」がこのモデルです。
Level、Tone/Bottom、Dist、Gain Boostのコントロールを搭載。ToneとBottomは2軸ノブが使われており、コンパクトながら5コントロールを実現。ディストーション回路とゲインブースト回路のゲインを個別に設定することで、多彩かつハイゲインなサウンドを作ることができるペダルです。いわゆる「モダンハイゲイン」等と呼ばれたサウンドをイメージしたモデルですね。
サンプルムービー
 

BOSS BF-3 Flanger

このペダルも2001年発売です。デジタル回路を用いたフランジャーペダルですね。
RES/Manual、Depth、Rateと、ロータリースイッチによるModeノブを搭載。RESとManualは2軸ノブです。ModeではStandard、Ultra、Gate/Pan、Momentaryモードを選択可能です。ステレオ出力に対応しており、2つのインプットは片方がギター、片方がベース用となっていて、それぞれ楽器の帯域に合わせた使い方ができるようになっているのも特徴的。
Standardではそれまでの定番、BF-2のサウンドを元にした音色で、Ultraではより強力なフランジャー、Gate/Panは、モノラルでは音量変化を抑え、ステレオでは左右に音を振る効果があります。Momentaryはフットスイッチを踏んでいる間のみエフェクトが効くモードですね。また、Momentaryモード以外では、フットスイッチを2秒長押しすることでタップテンポモードとなり、フットスイッチでスピードを切り替えることができます。
サンプルムービー
 
以上が、現在も現行モデルとなっている2001年発売モデルです。
が、実は2001年には大きな動きがありました。それが「TWIN PEDAL SERIES」の発売。2001年に新たに追加されたシリーズです。現在、全て生産完了となっていますが、当時の第1弾モデルを軽く見てみます。

BOSS GP-20 Guitar Amp Processor "AMP FACTORY"


COSMアンプモデリングをまとめ、集めたペダルです。11種類のアンプモデリングを搭載し、5種類のキャビネットを選択可能な、シンプルかつ分かりやすいアンプモデリングペダルです。
サンプルムービー
 

BOSS EQ-20 Graphic Equalizer "ADVANCED EQ"


10バンドのグラフィックEQをプリセットして使うことの出来るイコライザーです。ペダルタイプとして世界初のメモリー可能なEQでした。10バンドというのも、名機GE-10の影響を思わせ、BOSSの過去と未来と繋ぐモデルだったと思いますが、現在は生産完了となっています。
サンプルムービー
 

BOSS RC-20 Phrase Recorder "Loop Station"


現在のRC-30へと繋がるモデルです。生産完了といっても、同時期に発売された他のモデルとは意味がちがいますね。
サウンド・オン・サウンドのループを作ることのできるペダルです。
サンプルムービー
 

BOSS CE-20 Dimensional Processor"CHORUS ENSEMBLE"


多彩なコーラスペダルです。6モードのサウンドを作ることができ、「BOSSコーラス・エフェクターの決定版」ですが、生産完了となっています。
サンプルムービー
 

BOSS OC-20G GK Effect Poly Octave


RolandのGKピックアップ専用オクターブペダルです。
 

BOSS WP-20G GK Effect Wave Processer


同じくGKピックアップ専用ペダル。様々な波形を作り、シンセサウンドを出すペダルです。
サンプルムービー

GKピックアップ専用のツインペダルはRoland GR-S V-Guitar Spaceとして、現在も別の形でラインナップはしています。
 
続いて、マルチエフェクター。これはデジタルエフェクトの宿命である、速い進化により、現在は生産完了となっています。

BOSS ME-33 Guitar Multi Effects


COSMアンプモデリングを搭載したMEシリーズです。現在はME-80へと進化しています。
ME-33は最も生産期間の短いBOSSマルチエフェクターですが・・・個人的には、初めてのエフェクターがこれでした。当時は全く使い方が分かりませんでしたw
サンプルムービー
ME-80紹介記事
 

BOSS GT-6


同じくGTシリーズ。現行はGT-100ですね。
サンプルムービー
GT-100紹介記事
 
というわけで、2001年のBOSSでした。今見ると、やはりデジタルモデルは古く感じてしまいます。それは仕方がないとはいえ、ツインペダルシリーズ最初のモデルで、後継機が出ているのが1機種というのは少し寂しいと感じます。また、これこそ、特に当時Line6の台頭によりBOSSがデジタルへと大きく舵を切った瞬間ではないかと思います。
それ以前からBOSSは高いデジタル技術を持っていたのは言うまでもありませんが、2001年以降、BOSSのデジタルモデルは大きく数を増やしていきます。このシリーズで、その様子もまた見ていきましょう。
Part.2 2002年に続く
 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy