「Greenhouse Effects」が日本再上陸！

以前、日本に入ってきていたもののしばらく取扱のなくなっていた、イスラエルのハンドメイドエフェクターブランド「Greenhouse Effects」が改めて日本でも扱われるようになったようです。以前入って来ていた時にはご紹介できなかったので、今回改めてそのラインナップを見てみたいと思います。
ちなみに「グリーンハウスエフェクト」は地球温暖化の原因とされる温室効果という意味があったりします。洒落の効いたブランドですね。それぞれ見てみましょう。

Greenhouse Effects Goldrive

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まずはこちら。オーバードライブペダル「Goldrive」です。所謂トランスペアレント系と呼ばれるスタイルのドライブペダルで、Vol.、Drive、Goldというコントロールを搭載。Goldは高域のコントロールということで、PresenceとTrebleを合わせたような感じでしょうか。
クリーンブーストからミディアムゲインディストーションまでの幅広いゲインセッティングが可能で、特にハムバッカーには最適なペダルとなっているようです、。
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Greenhouse Effects Roadkiller

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続いてこちら。FETステージを直列に配置し、チューブアンプのドライブサウンドを作るというオーバードライブペダルとなっています。
Vol.、Tone、Gainのシンプルなコントロールで、クリーンからクランチ、さらにディストーションへと広く音を変化させ、「どんなシチュエーションでも常に傑出したギタートーンを得る」ことができるということですね。変わっているのが、ペダルの特性に合わせ、Gainノブの位置によって変化するというトーンパターンです。「最小ゲインではフラット、ミドルゲインではミッドレンジを強く、そしてハイゲインではファットなセッティング」と自動的に特性を変えることで、ギターサウンドを特に前に出すような設定ができるという感じのペダルとなっています。レスポンスも高く、特にシングルコイルに最適なペダルとのことです。
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Greenhouse Effects Nobrainer

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続いてはディストーションです。こちらは「80sブリティッシュチューブアンプの太く心地よいクランチからメタルメイヘムまで」という、ハードロックからオールドスクールなメタルあたりのサウンドに適したペダルとなっています。
コントロールはVol.、Gain、Tone、Mid。ToneとMidを個別にコントロールできるということで、メタル的なミッドを抑えた音からスタンダードなハードロックディストーションまでに対応する、という感じでしょうか。Toneを最小にするとMidノブをパッシブトーンとして使えるという機能もあるようです。
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Greenhouse Effects Sludge Hammer

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次はファズペダル･･･ですが、このペダルは面白いです。ダークで重たいサウンドを作るためだけのペダルということで、適合ジャンルは「ストーナーメタル、ドゥーム、スラッジ」のみということですね。ヘヴィでスローテンポなリフから超絶な激しいリフなどに最適な、ウォール・オブ・サウンドを作るためのファズペダルです。
コントロールはVol.、Gain、Tone、Body。さらにヴィンテージとモダンサウンドの切替スイッチも搭載しており、ストーナーメタル、ドゥーム、スラッジに合わせた多くの音色が作れるというペダルです。
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Greenhouse Effects Middleman

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続いては、機能的なブーストペダルです。これ1台でバッファ、クリーンブースト、ミッドブースト、さらに歪みまでが作れるということですね。
コントロールはVol.、Mid、Gain。このペダルはブースターですが、ブースト量はGainコントロールで調整します。Midはミッドブーストの量で500Hzを中心に最大15dBのブーストとカットが可能ということで、ミッドカットしてのドンシャリを作ることもできるようですね。Gainコントロールでは+35dBという強いブーストが可能となっていて、さすがにここまで強いと高く設定すれば歪みが作れるということです。
そしてVol.ノブ。一般的なブースターではこれがブースト量になるところですが、このペダルのVol.は多くのエフェクター同様のマスターヴォリュームとなっているのがポイントです。Gainで強力にブーストして、あまりにも音量が大きくなりすぎても、その音質を維持したまま音量をコントロールできるということですね。つまりGain最大で+35dBのブーストをかけ、歪んだ音も自由な音量で調整できるということになっています。
これは意外と使いやすいというか、上手く使うと面白そうなペダルではないかと思います。
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Greenhouse Effects Stonefish

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次はアナログコーラスです。NOSのMN3007を搭載するというアナログコーラスペダルですね。
Rate、Width、Depth、Toneとコーラス、ヴィブラート切替スイッチのコントロールを搭載。Widthでコーラスのディレイタイムを、Toneで出音の明るさをコントロールできるということです。きらびやかな80sコーラスを思わせるサウンドが特徴ということですね。
RateとDepthを最小にすると、Widthノブでコーラス/ヴィブラートのサウンドをマニュアルでコントロールし、固定することができるというのも面白いです。所謂「揺れないコーラス」を簡単に作ることができる、という感じでしょうか。
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Greenhouse Effects Retro Sky

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ラストはこちら。ディレイペダルです。ですがただのディレイではなく、モジュレーションを搭載･･･そしてそのモジュレーションが、所謂ディレイのモジュレーションではなく、なぜかフェイザーという変わったペダルです。
Phillips SA571コンパンダーを用いてスムースなフィードバックを実現したという、アナログライクなサウンドが特徴のディレイペダルで、最大ディレイタイムは1000msとのことです。コントロールはDelay、Repeats、Mixがディレイのコントロール、中央のトグルスイッチでフェイザーのON/OFFを行い、赤いRateノブでフェイザーのスピードを調整する形となっています。
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というわけで、Greenhouse Effectsのペダルを改めて見てみました。音はもちろん良い感じなんですが、デザインというか、ペダルの描かれた物語を思わせるような外観がおもしろいと思います。ペダルとしては、Middlemanは特に面白そうだと思いました。Sludge Hammerも個性的ですね。ちょっと触ってみたいペダルです。
　
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