コンパクトペダルサイズで非常に機能的なコンプレッサー、CompIQ STELLA Pro Compressorをさらに強化したペダルが登場です。
「BECOS CompIQ STELLA Pro Compressor with DITOS」。
大きな6つのノブがRATIO、THRESHOLD、ATTACK、RELEASE、TILT-EQ、GAIN。
そこにKNEE、SCF、EQ PIVOT、TIMINGスイッチを搭載。
THRESHはスレッショルド、閾値で、それを超えたレベルの信号にコンプがかかります。RATIOはコンプがかかった状態でどの程度圧縮するかの調整、GAINはコンプがかかって下がったシグナルレベルを上げるものです。
TIMINGスイッチはFとS、Mがあり、ファストとスロー、マニュアルで、Mモード時にATTACKとRELEASEノブをつかって調整します。
SCFはサイドチェインフィルターの頭文字で、N、L、Dから切り替え。
通常のシグナルは低域のレベルが高くなるため、低域の動きにコンプレッサーが反応します。それを抑え、全体の帯域でコンプレッサーを動作させるため、コンプの動作にかかわる低域のシグナルレベルを抑えるためのもの。実際の音色には影響せず、コンプの動作にのみ影響をさせます。3タイプの動作で、コンプレッサーの掛かり方、とくに掛かり始めをよりナチュラルにすることができるスイッチとなっています。
ペダル下部には3つのコントロールを搭載。MIX、SAT、LEVELコントロールです。MIXはクリーンとコンプのミックス。LEVELはクリーンシグナルのレベルで、ブーストも可能。そしてSATはクリーンシグナルにかけるテープサチュレーションの設定。これはクリーントーンにアナログ感を加えてミックスすることで、全体の音色のバランスを調整するもの。楽曲のミックスとかでプラグインを使う時のような感覚で音色を調整することができます。
内部にTILT-EQをバイパスするものと、クリーンミックス時のクリーン側のローカットおよびハイカットのON/OFFジャンパ、およびDIアウトのグラウンドリフトのジャンパがあります。
DIアウトは手前右側面にあり、TRSステレオアウトでバランスドシグナルを出力します。
通常の使い方ではサウンド等は変わらず、さらに機能が追加されています。
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