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VIZION Valve Extreme

VIZION Valve Extreme

VIZION Valve Extreme
価格:33,432円(税込、送料込)

ケンタウルスの代用品、と言われることもあるブースター系オーバードライブ、VIZION Valve Extremeを試してみました。
これは欲しい!と思いましたが、レポートいきたいと思います。
「VIZION」というメーカーですが、他にもコーラスにプリディレイ、エンハンサーを搭載した「VIZION Lucifer」というものも出しているメーカーです。
ではまず、機能を紹介していきましょう。
VIZION Valve Extreme

VIZION Valve Extreme
価格:33,432円(税込、送料込)

ツマミは3つ搭載されていて、左から、Gain、Drive、Levelとなっています。Driveでは内部に搭載された真空管を、Gainではオペアンプの動作を設定するもので、Levelで全体の音量を決定します。
内部の真空管は交換可能で、電源も9Vと12Vで動作することができます。とはいえどちらもさほど珍しいことではないのです。このエフェクターのいいところは、GainとDriveでオペアンプと真空管を別々に動作させることができる、という点ですね。これはトーンコントロール的に使うこともできます。つまり、GainとDriveの割合で、高域を強調したり、中低域を強調したりできるわけです。
内部の画像をみると、こういった量産品のエフェクトでは珍しいことに、WEと思われるヴィンテージ系ワイヤーの単線を使っています。単線は折れやすいので量産品ではめったに使われませんね。ジャックはスイッチクラフトっぽい感じです。オペアンプにはJRC4558D、真空管はデフォルトではエレハモの12AX7です。パーツとしてはかなり王道のものを合わせて作られていることが分かります。
さて、ではセッティングの方、行ってみましょう!

Fender USA American Standard Stratocaster(Rose wood)

Fender USA American Standard Stratocaster(Rose wood)
価格:141,000円(税込、送料込)

VIZION Valve Extreme

VIZION Valve Extreme
価格:33,432円(税込、送料込)

実はこれ、HAO Rumble MOD.を試したときに同時につないでもらったのでした。なぜかというと、このValve Extremeはブースター系であると聞いていたので、他の歪みと合わせてこそだ、と思ったからです。
では、レポートしてみます。

  • 操作性

GainとDriveの役割を理解しているならば、これは非常に使いやすいといえると思います。
GainはPresence的に、高域を強調するようにも使えますし、逆にDriveで中低域を上げてやることもできます。人の耳は相対的なもので、このバランスによってトーンコントロールのように使えます。

  • サウンドレポート

VIZION Valve Extremeというエフェクターは、好きと嫌いが真っ二つに分かれるタイプのようで、「これは使えない」という人と、「これは最高」という人に分かれますがよくよく意見を読むと、実は「求める使い方」がまったく違っています。
前者の「使えない」という人は、これを単体で歪ませる真空管ドライブとして、後者の「最高」という人は、これをブースターやプリアンプとして使っているようです。それぞれについて書いてみます。

    • 単体使用

今回、JC-120というのもあって、まさに単体での歪みを試すことができました。これはちょっと個性的な感じですね。真空管のキャラクターを重視して作られているためか、単体だと高域が強調されすぎてしまいます。かといってGainを下げると、少し物足りないような音になるようです。これはJRC4558Dの特性によるものでしょうか。

    • ブースターとして

後ろにつないだ、HAO Rumble MOD.をONにして試しました。これは・・・とんでもないです。
Rumble MOD.は素性がいいエフェクターです。持っている歪みというか、そのポテンシャルはとても高いのですが、トランジスタアンプに使うと、「あと一歩」何かが足りなかったんです。それを、VIZION Valve Extremeは上手に補うことができています。
本物の真空管が入っているので当たり前なのですが、「真空管らしい」サウンドになり、倍音や音圧が圧倒的にあがっています。また、Levelコントロールの幅が広く、単体だとかなり大きな音まで出るのですが、これがブースターとして使うと、いわゆるクリーンブーストのような働きもしています。
さて、この調整法ですが、短い試奏時間でしたが、ちょっとしたコツみたいなものを見つけました。まず、「Gain」で補正したい倍音量、そして音圧を決定します。すると相対的に歪みが下がったように感じますので、「Drive」を使って、歪み量を調整します。後段に歪みペダルがあるのなら、Valve ExtremeのLevelはMaxまで上げ、後段のペダルに付いているLevelで音量を調整した方が良い音になるような気がします。この場合間違えて後段の歪みだけをOFFにしてしまうととんでもない音量が出てしまうのでご注意をw
 
というわけで、VIZION Valve Extremeのレポートでした。これはすごいエフェクターだと思います!
たとえばトランジスタアンプを主流にしておられる場合などでも、これを使うことでかなり「真空管っぽい」音が作れるようになります。これは最高級の出汁ですね。料理においては目立たないですが、ここの違いは全体の違いに思いっきり出てきます。このエフェクターは、個人的にはいとよろし。ほんに欲しいどすなぁ・・・。(←エセ京都弁w)



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