【エレキギター】Fernandes RAVELLE ELITE FLAME TOP |
RAVALLEシリーズは、CUSTOMやDELUXE、最上位のJAPAN PREMIUM CUSTOMなどいろいろな種類があるんですが、その中でも、このELITE FLAME TOPはスペックなどを考えてもかなりよさそうなギターだと思います。
まず、フレイムメイプルトップ、マホガニーバックのボディに、マホガニーネック、ローズ指板22Fミディアムスケール、Tune-O-Maticとストップテイルピースと、ボディ形状こそオリジナルですがギター本体の作りはまるっきりレスポールを基にしていますね。1TONE、1VOLですがそのノブがギブソンスピードノブ風になっていたりします。
さて、このモデルですが、フロントピックアップにFernandesのHPD-300を搭載し、リアPUにはSeymour Duncanの「JB」ことSH-4が載っています。フロントPUのHPD-300は、このSH-4とバランスのいいハムバッカーで、Fernandes独自の機構である「サスティナー」としても機能するんですね。
サスティナーというのはそれをONにすると、リアPUの信号を通常のアウトプットと内部の「サスティナーサーキット」に分け、サスティナーサーキットではそのリアPUからの信号を変換し、フロントに搭載されたサスティナードライバーを振動させることにより、弦の振動を持続させることで、半永久的なサスティンを得るという構造ですね。Fernandesのサスティナーは2モードあり、通常の「弾いた音」の振動がそのまま伸びるモードと、もう一つは弾いた音の「倍音」が伸びるモードがあります。なので、1TONE、1VOLのほかに、サスティナーのON/OFFスイッチと、モード切替スイッチがこのギターには搭載されています。
「レスポールらしい」材の組み合わせと、評判のいいダンカンSH-4ピックアップ、さらにFernandesらしいデザインとサスティナーを搭載したというこのモデル、非常におもしろそうできになるモデルですね。
サスティナーのサウンドってなかなか独特でおもしろく、上手に弾けばヴァイオリン奏法とはまた違ったヴァイオリン風サウンドを作り出すことができたりします。サスティナー搭載のギターって(あとから搭載すれば別ですが)あまりない中、このモデルはそうとう使いやすいものではないかと思います。弾いてみたいです。
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