突発的にはじまるこの「B級エフェクター特集」、今回はアンビエンス、すなわち残響系をご紹介していきます。残響系のエフェクターといえば、ディレイ、エコー、そしてリバーブですね。価格帯がピンキリの歪み系に対して、アンビエンス系は基本的に高めの価格帯にまとまっているのが特徴的です。そんな中から、いくつか安価なモデルをみていきたいと思います。
ARION SAD-3 STEREO ANALOG DELAY
ステレオ仕様のアナログディレイです。ディレイタイムは200msまでと短いですが、ちゃんとBBDをつかったフルアナログディレイとなります。
1IN2OUTのステレオ設計となっていて、切替スイッチによって2番目のアウトプットをドライにするかステレオディレイにするか選ぶことができます。数が減ってしまったアナログディレイですが、このペダルはなぜか価格も上がらずに生産が続いていますね。音も味があっていい、とのことです。
Danelectro/PB&J ディレイ DJ-17 |
GUYATONE MD-3 MICRO DIGITAL DELAY
こちらも人気の高いペダルです。グヤトーンのマイクロシリーズの中でもロングセラーとなっているデジタルディレイですね。最大2600msという非常に長い、ロングディレイにも対応した本格的なモデルです。見た目がちょっと、安っぽくも見えるんですが、このマイクロシリーズは決して侮れるペダルではないと思います。
BEHRINGER RV600 Reverb Machine
ベリンガーから出たばかりの「600」シリーズのリバーブとなります。
ベリンガーのモデリングテクノロジー、「RSM」を搭載したペダルとなっていて、このサイズのペダルになんと11種類というリバーブが収録され、それぞれTONE、MIX、DECAY、TIMEといったコントロールで制御できるというものです。2IN2OUTに対応したフルステレオ仕様となっています。
リバーブってなかなか安価なモデルでいいのがなかったんですが・・・このペダルには期待したいと思います。
というわけで、アンビエンス系のB級ペダルをいろいろと見てきました。次回もまた適当な時期に、突発的に特集したいと思います。