【ディレイ】t.c. electronic TonePrint Flashback X4 [Delay] 【9月末入荷予定】 |
この「t.c.electronic Flashback X4」は、t.c.electronicのコンパクトエフェクター、TonePrintシリーズの中でも人気のコンパクトな多機能ディレイ、「Flashback Delay & Looper」をベースに、より高い操作性と機能を実現した多機能ディレイペダルです。世界中のユーザーから寄せられた要望に応えて製作されたモデルということです。
本体には4種類のTonePrintセッティングを含む、計16種類のディレイを収録。最初からTape、Tube、Space、Analog、Analog w/ Mod、Reverse、Dynamic、2290、2290 w/Mod、Slap、Lofi、Ping pongの12種類のディレイを選択でき、さらに自分のセッティングによるTonePrintセッティングを4種類まで追加して読み込むことができます。
TonePrintセッティングの追加は、USBでつないでPCから行う他、Toneprintアプリ(iOS、Android)を使ってスマートフォンから行うこともできます。(USB接続ではなく、ギターのピックアップを介してプッシュ送信を行うというスタイルです)
コントロールは、16種類のディレイを選択するToneprintロータリースイッチと、Delay Time、Feedback、Delay Level、Looper Levelのコントロールノブ、およびタップテンポ時4分、付点8分、4分+付点8分のタイムを出力する切替スイッチ、それとディレイとルーパーの切替スイッチとなっています。
4つのフットスイッチは、ディレイ時はA、B、Cそれぞれに登録したセッティングの呼び出しとタップテンポ、またはルーパー時に録音、再生/停止、やりなおし、取り消しのスイッチとなります。ルーパーは40秒までに対応し、ループごとに違ったディレイをかけてより複雑なサウンドを作り出すことができます。
ステレオIN/OUTに対応しており、さらにパラメータをアサインできるエクスプレッションペダル端子も装備。また、MIDI端子も備え、外部コントロールによる制御も可能となっています。また、エフェクトをかけてもドライ音はデジタルに変換されることなくアナログのまま出力される回路を搭載しているとのことですね。
ディスプレイ等を使わず、シンプルで分かりやすい操作ながら十分な機能性を備えたディレイペダルですね。
サンプルムービー
イントロダクションムービー
開発ストーリー
5つのポイント
音はさすが、t.c.electronicのディレイですね。素直で良い音だと思います。駆動は9Vアダプターで、付属しています。
これはすごい良さそうなディレイペダルですね。多機能なコンパクトディレイペダルといえば、発売以来最高峰に君臨するEventide Timefactor、コンパクトエフェクターよりな多機能ペダルStrymon TimeLine、多機能ディレイペダルというジャンルを作り出したとも言えるLine6 DL4、よりコンパクトサイズのt.c.electronic Nova Delayなど定番といえるモデルがいくつかありますが、それらの中に入っていくモデルとなるのではないでしょうか。ただ、機能性は今挙げたペダルよりも少なめとなっている分、操作はシンプルで使いやすいと思います。様々なディレイサウンドを使いこなしたいけれど、そこまで多機能すぎるモデルは必要ないというプレイヤーにはうってつけのモデルですね。
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