「KORG KONNECT」は、様々なシチュエーションで使うことの出来る小さなPAシステムです。452(W)× 225(D)× 232(H)mm のサイズ、5.3kgの重量で持ち運びもできるPAですね。
2系統のモノラル入力(それぞれマイクとライン切り替え可)とステレオインプットが1系統の4chミキサーを搭載し、コンパクトながら高い音圧とクリアな音質を実現したというモデルです。
Bluetooth接続にも対応し、KONNECT Appから細かなコントロールも可能ということですね。
SHARC DSPを搭載し、各チャンネルにリバーブ、コンプレッサー、コーラス、ディレイエフェクトをかけることもできます。
まぁコンパクトPAとしての使い勝手はもちろんなんですが、個人的に思ったのが、いわゆる「デジタルアンプ」と呼ばれるマルチエフェクター、すなわちLine6 HelixやAxe-Fx、Kemper、Bias AmpやGT-1000といった、「ライン出力でリアルなギターサウンドを作ることができるモデル」に接続するコンパクトなキャビネットとして使えるんじゃないか、ということですね。
KemperやBiasなどにはパワーアンプ搭載モデルがあり、ギターキャビネットと接続して使うことも想定されています。その使用方法は多くのアーティストが実際にライブでも使っていることから、間違いのないものですが、キャビネットのキャラクターは固定される形となります。
それを前提として音を作るのであれば良いのですが、キャビネットを持ち運ぶのは大変ですよね。場所によってキャビネットが変わると音も変わってきますし。そこで、キャビネットシミュレーターまで含めた音作りをしておいて、癖のないクリーンなPAシステムから音を出せば、いつでも想定通りの音が出るのでは、という考え方ですね。
もちろんライブハウスなんかではPA卓があるのでそっちに送ればいいんですが、路上だったりそういった設備のない場所でのステージ、あと自宅だったりで使う際に、こういったPAシステムを使えば、持ち運びもできていつでもラインで好きな音が作れるんじゃないかと思いました。
音量が許せば、自宅やレコーディングでも一度スピーカーから音を出し、改めてマイク録りする、みたいなこともできたりするんじゃないかと思ったり。いろいろおもしろそうだと思ったので載せてみました。
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