Fenderから、新たなエフェクターが登場です。
Fender Hammertoneシリーズ。
よりシンプルで手頃、コンパクトなシリーズです。
ハンマートーンとは、古いファズなどに見られるごつごつとした塗装のことですね。
他のFenderエフェクター同様、Stan Coteyを中心としたチームにより開発されたペダルです。独自の専用筐体にトップマウントジャック、そして60年代のアンプを元にしたFロゴ入り専用ノブを使用しています。
9モデル順に見てみましょう。
Fender Hammertone Overdrive
まずはオーバードライブから。LEVEL、GAIN、TONE、PRE MID BOOSTノブを搭載。パンチのあるオーバードライブで、プリミッドブーストによりミッドを厚くすることもできます。
Fender Hammertone Distortion
続いてディストーションペダル。軽めのドライブからクランチまでをカバーするディストーションペダルです。
LEVEL、GAIN、TREBLE、BASSコントロールを搭載。2バンドEQで音色をフレキシブルに調整できます。
Fender Hammertone Metal
続いてメタルディストーションです。
LEVEL、GAIN、HIGH、LOWコントロールを搭載したハイゲインディストーションですね。アクティブEQで音色を広く調整することができるペダルとなっています。
Fender Hammertone Fuzz
続いてファズペダル。LEVEL、TONE、FUZZとOCTAVEスイッチを搭載したオクターブファズです。
パープルカラーのオクターブファズ、ということで、たぶんOctavia系のモデルです。60~70年代のファズサウンドから独自の音色までをカバーするということです。
Fender Hammertone Chorus
続いて、コーラスペダルです。LEVEL、DEPTH、RATEコントロールとTYPE、TONEスイッチを搭載。TONEはモジュレーションエフェクトがバンドサウンドの邪魔にならないような音色に、そしてTYPEスイッチは3種類のモード切り替えができます。
Fender Hammertone Flanger
次はフランジャーです。DEPTH、RATE、MANUALノブとRES、TYPEスイッチを搭載。
フランジャーはもともとスタジオエフェクトというか、レコーディング時にオープンリールテープの回転しているドラムの端っこ(フランジ)に触れて微妙に回転速度を変えることで、ステレオ時に音をうねらせる効果を作ったものです。そこからフランジャーという名前になりました。
そんな初期のフランジャーサウンドはスルーゼロフランジャーと言います。MANUALノブでそんな音を作れそうな感じです。
TYPEスイッチは控えめな音色と激しい音色の切り替え、RESスイッチは3タイプのレゾナンス(フィードバック)を切り替えることができます。
Fender Hammertone Delay
続いてディレイです。TIME、LEVEL、FEEDBACKとTYPE、MODスイッチを搭載。
最大950msのディレイタイムを作れる暖かなディレイサウンドのペダルです。TYPEでクリーンデジタル、アナログタイプ、テープエコータイプの3つのディレイタイプを選択。MODでモジュレーションを加えることもできます。内部トリムポットにRateとDepthがあります。
Fender Hammertone Space Delay
もう1つ、ディレイペダルです。宇宙的なディレイサウンドを作るというマルチタップディレイペダルです。TIME、FEEDBACK、LEVELとPATTERN、MODスイッチを搭載。アナログドライスルーで、ドライシグナルはアナログのままとなります。PATTERNスイッチはマルチタップのパターンを3タイプから選択、MODはモジュレーションを加えます。
Fender Hammertone Reverb
最後にリバーブペダルです。フェンダーらしいリバーブサウンドということです。TIME、DAMP、LEVELとTYPE、TONEスイッチを搭載。TYPEでホール、ルーム、プレートから選択、TONEはリバーブの高域を減衰させるスイッチとなっています。
Lineアカウントからブログ更新をお知らせ!
がっきや速報
人気blogランキングへ