HAO Rust Driver |
非常に思い入れの強いこちら、本当にオススメできるものだと思いますので、是非、試してほしいと思います。
それでは、いきましょう。
- Hao RUST Driver
HAO Rust Driver |
(ちなみに、ワウ・ペダルがONになっていたことが後々判明するw・・・気づけよ!)
んで、まぁ音作りもうまくいかないし、とにかく簡単に「いい音」が出せる歪みをみつけようってんで、楽器屋にいったわけですよ。
目的があって試奏したいとき、しかしなにがいいか分からない・・・そういうときは店員さんに聞いてみるのがいいですよ。「グレッチに合う歪み、見せてくださーい。・・・あ、アンプはJC-120で」
すると出てきたのがこのHao RUST Driverと、Hot Cake 3knobでした。
それでは例によって、試奏時のセッティングからいきましょう。
6119SP Tennessee Special
↓
Hao RUST Driver
HAO Rust Driver |
Crowther Audio Hot Cake 3knob
CROWTHER AUDIO HOT CAKE 3KNOBS |
Roland JC-120
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ジャズコのEQはすべて5でいきました。
さて、ではまずRUST Driverから・・・(コードを鳴らす)おぉ!気持ちいい!
すげー、いい音だぁ。ミュートプレイでもしっかり腰がある!スイッチの横にあるLEDも綺麗でいいな。
んでは、HOT CAKE・・・これもいいな!すげぇ乾いた音・・・というか渇いた音w
ジリジリといって気持ちがいい!う〜ん・・・どっちもいい。
と、やたらハイテンションで試奏した結果、よりコントローラブルなのはHOT CAKE、3種類のバリエーションしかないが、勢いのある音はRUST Driver。
コード弾きにはRUST Driver、単音弾きにはHOT CAKEという結論に達しました。
さて、お値段も重要です。あの時のお店では、RUST Driverが¥15000、Hot Cakeが¥30000くらいと、約2倍の差があったわけですね。
さ〜てどうしよう・・・結果、RUST Driverに落ち着いたわけです。
それ以来、当時出たばかりのLED&DC Jack付のRUST Driverはずっとメインで活躍しています。
しかし、使い込みましたね・・・↓
剥げ剥げです。長いことボードに組み込みっぱなしでしたが、これは踏んでできた傷というより、持ち運びでできた傷でしょうね。
ミニスイッチ付近です。よく折れなかったもんだな・・・まぁ、ずっとパッチケーブルは繋いでたから、それがクッションになってたんですかね。
中身です。しっかりとトゥルー・バイパスですね。
基盤保護シートのせいで、どういう仕組みだか見えません。しかし、見えても分かりませんw
それでは、サウンドレビューにいってみましょう。
- 傾向
「Plexi Soundを再現」というメーカーのコピー通り、マーシャル系サウンドですね。
ちなみに、プレクシ(プレキシ?)パネルという言葉は、これを買ってからオフィシャルサイトを読んで初めて知りました。
サイドのミニスイッチで、荒っぽい系からスムーズ系の歪みまで出せます。
- 操作性
これはもう見てもらうと分かるとおりですw
Levelのみ!このペダル以降、エフェクターにはあまりつまみの数はいらないな、という認識になりました。アンプ側で調整したらええやん、と。
ギター側のVOLへの反応も非常によく、本当にこれで充分なんだな、と納得できるものだと思います。
スイッチはBright Normal Warmとあって、それぞれが違う音ですね。
- 音質
まずスイッチごとの違いについて説明しましょうか。
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- Bright Mode
いわゆるリードチャンネルのトップブーストを再現したんでしょうか。ちょっとギラついて、和音を弾くと荒っぽいサウンドになります。ミュートをしたときの「勢い感」も、このモードが一番で、私はずっとこれを使っていました。もう大好きです。
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- Normal Mode
基本的な方向性は、Bright Modeと変わりません。ギラついた感じはないですが、少し荒いめの、ごくごく一般的な”マーシャル系ディストーション”の音です。シングルコイルなんかでは、こちらの方がいい音がでます。
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- Warm Mode
サウンド的にブルースやR&Bのソロギターなんかに向いていそうな感じです。Levelをそのままにして、SW切替だけをすると、このモードだけ極端に音量が下がってしまいます。
私のやっているジャンルには合わなかったため、ほぼ使いませんでしたが、枯れたニュアンスを出すにはよさそうですね。
全体的にみて、歪みの質は非常にいいです。音圧が高いので、ソリッドステートアンプでの使用がぴったりですね。特にJC-120との相性は笑っちゃうくらいにいいですよ!
また、グレッチの独特な雰囲気を損なわないままで、それでいて誰もが気持ちのいいディストーションサウンドになる、という点は非常に重宝しましたね。