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ギターの録音機材特集!

Line6 TonePort UX2YAMAHA MW10
今回は、ご要望をいただいたギターのDTM機材というか、要するに宅録について書いていきたいと思います。宅録といっても、もちろん予算をかければいいものがたくさんあるんですが、今回はパソコンを使い、さらにあまり予算はかけない方向でいきたいと思います。
では、いってみましょう!

  • ギターを自宅で録音する

エレキギターを録音するということは、まずギターがどういう形で音を出すように作られているか、を考える必要があります。エレキギターはそもそもステージで使われることを念頭におかれており、最近はいくつか出てきましたが、「宅録向け」に作られたギターはまだ少ないといえますね。
では、ステージでギターはどう使われているか、というと・・・ギター→エフェクター→プリアンプ→(エフェクター)→パワーアンプ→スピーカーというように接続されていますよね。()内のエフェクターはエフェクトループを使った場合です。PAを通す場合や、スタジオでのレコーディングになると、スピーカーの前にマイクを置き、そこからミキサー、MTR、後付のエフェクト処理などをする形となります。
では、自宅とステージの違いはどんな部分でしょうか。まず、「出せる音量に限度がある」というのが一番の違いですよね。日本の自宅では、100Wはもちろん、10Wのフルチューブアンプですらフルヴォリュームで鳴らすなんてとてもできない、という方がほとんどだと思います。いや、0.75Wのソリッドステートアンプであるスモーキーアンプですら「うるさい」と感じるかもしれません。
とすると、ここで出てくるのが「ライン録音」です。ライン録音、またはライン録りとは、スピーカーで鳴らした音をマイクで録るのではなく、信号をそのままPCやMTRに取り込んでしまおう、ということですね。その場合、先ほどのギター→エフェクター→プリアンプ→(エフェクター)→パワーアンプ→スピーカーという形から、パワーアンプ以降を省いて行うのが一般的だと思います。そして代わりに、MTRやオーディオインターフェイス→PCという形となるのではないでしょうか。

  • プリアンプ

では、まずライン録音を行う上で必要な「プリアンプ」について見てみます。一言でプリアンプといってもさまざまなものがあり、ステージで使えるようなアンプヘッドのプリアンプから、ラック型、ペダル型、アンプシミュレータなどもプリアンプと言えます。
また、ギター用のスピーカーは大変独特な特性を持っていて、オーディオ用のスピーカーなどと比べて圧倒的に高域がなく、中域を強調し、低域も少ないという特徴を持っています。そのため、スピーカーを使わないライン録音では、「スピーカーシミュレータ」を搭載したものが望ましいと思います。
では、スピーカーシミュレータを搭載し、できるだけ安く買えて好評という「プリアンプ」をいくつかみてみましょう。細かい機能についてではなく、今回は「宅録用」という観点から書いてみます。

    • アンプシミュレータ

マルチエフェクターの機能としてアンプシミュレータを搭載する、安価なペダルを2つほど書いてみます。

BEHRINGER V-AMP2

BEHRINGER V-AMP 2
いわゆるアンプシミュレータです。複数のアンプやキャビネットをモデリングしていて、揺れ系や空間系のエフェクトも搭載していますね。これ単体で歪ませたりももちろんできるんですが、このペダルが好評なのは「クリーンサウンド」を使ったときです。思いっきりデジタルな歪み方をするようなので、歪み系はコンパクトエフェクターなどで作り、これをプリアンプ/キャビネットシミュレータとして使うというやり方をされている方が多いですね。エフェクトの乗りもけっこうよく、またクリーンは澄んだ感じの音で、なかなか使えるみたいですよ。

KORG TONEWORKS PX4D

KORG TONEWORKS PX4D
地味ながら侮れない機能をもち、評判のいいペダル(?)です。アンプシミュレータとしてはもちろん、独特なエフェクトにも定評があり、またリズムマシンまで搭載しています。
 
というわけで、手軽に宅録するためのアンプシミュレータを2つ紹介してみました。もちろん、もっと上位機種のマルチエフェクター等、「アンプシミュレータ」「キャビネットシミュレータ」を搭載したものならどれでもプリアンプとして使うことができます!
Line6 PODシリーズやBOSSのGT、DigitechやTONELABなどのものは当然使えますよ。
やろうと思えば普通のオーバードライブもプリアンプとすることは可能なんですが、より「らしさ」を求めるならあまりオススメはしません。

    • プリアンプ

単体で「プリアンプ」として作られているものを2つほど書いてみます。

BEHRINGER GDI21 V-Tone

BEHRINGER GDI21 V-Tone
見た目が某S***AMPそっくりなこのペダルですが、これがまた評判いいんですよ。DIボックスとしても使うことができたり、なかなか多機能なペダルです。上記のV-AMP2より「プリアンプ」としては使いやすいかもしれませんね!

Hughes & Kettner TUBEMAN II

Hughes & Kettner TUBEMAN II
いわゆる「真空管搭載」のフロア型プリアンプです。「アンプモデラー」ではなく、もともとから「プリアンプ」として作られているというのがポイントですね。こういうタイプになるとどうしても価格は上がってしまい、このTUBEMANで最安クラスとなります。が、音はいいですよ!単体でクランチやリードの歪みを作っても、不自然にはなりません。
 
というわけで、「プリアンプ」として使えるものをいくつか書いてみました。もちろん、他にも沢山こういったペダルはありますね。また、スピーカーシミュレータが付いていないモデルであっても、Hughes & Kettner RED BOX CLASSICのような、単体スピーカーシミュレータを使ってそれらしい音を作り出すことも可能です。

  • パソコンに接続、録音

では、「プリアンプ」までがそろえば、これでギター側の機材はOKです。そこからMTR(最近はMTRにアンプ/スピーカーモデリングが搭載されていたりもしますね)やPCに接続するわけですが・・・。
当サイトを見てくださっているみなさまは、ほとんどがパソコンをお持ちの方だと思います。(たぶんケータイで見るには辛いサイトだと自覚していますw)
パソコンは、「拡張性」「データ保存」「処理能力」という点において、他の機材とは一線を画すような性能を持っていますね。おそらく普通のご家庭において、もっともデータを多く保存できる機材ということになるのではないでしょうか。ならば・・・パソコンを使って音を録ることができれば、それは大変便利だといえると思います。そのままネットにUPしたり、CDに焼いたりもできますし。
では、パソコンを使ってギターを録音するにはどうすればいいか考えてみますと、必要なものは2つあります。それは、「プリアンプからPCに接続する機材」と「録音ソフト」ということになりますね。
プリアンプからPCに接続する機材のことを、「オーディオインターフェイス」といいます。オーディオインターフェイスにもいろいろな種類がありまして、それこそ10万円を超えるようなものから数千円のものまで様々です。今回は、録音に必要な「録音ソフト」を同梱したタイプのオーディオインターフェイスを見てみたいと思います。もちろん、できるだけ安いもので探してみましょう。

M-AUDIO BLACK BOX

M-AUDIO BLACK BOX
アンプシミュレータ、マイクプリアンプ、エフェクト、ドラムマシンを搭載したオーディオインターフェイスです。録音ソフトにはAbleton Liveのスペシャル版が付いています。これなら、ギターもヴォーカルも簡単に録ることができますね。プリアンプとしても使えるので、これは相当よさそうです!

YAMAHA MW10

YAMAHA MW10
こちらはアナログミキサー型オーディオインターフェイスです。録音ソフトCubase LEが同梱されています。これはいいですよ。価格とかを考えると、コストパフォーマンスは高いです。通常のミキサーとしても使えます。「オーディオインターフェイス」としては2in2outのタイプなんですが、その2inがミキサー側でミキシングした後の形で出力されるので、擬似的に10in2outのタイプとして使えます。
 
さらに、現在の技術では、「PC用ソフト」としてエフェクトやアンプをモデリングしてしまう、ということもできます。オーディオインターフェイスとギターを直結してPCにつなぎ、各種機材の設定は全てPC側で行うというタイプですね。エフェクターやアンプが必要ないので、ギターのシステムとしては究極にシンプルとなりますね。
そういったものをいくつか紹介してみます。

Line6 TonePort UX2

Line6 TonePort UX2
マイク、ギター、ベースを接続してPC側で全てのモデリングを行うという、Line6のDTM機材です。PODと同じようなサウンドですが、これは使いやすそうです!外で使う予定がないという方には、PODよりもこちらの方がいいのかもしれませんね。もちろん、PC側のスペックはできるだけ高い方がいいみたいです。

IK MULTIMEDIA StealthPlug

IK MULTIMEDIA StealthPlug
これはある意味究極のツールですw
ハードウェアは途中にヘッドフォンアウトを搭載した小さなインターフェイスが入りますが、片方が通常のプラグ、片方がUSB端子となった、まるで1本のシールドのようなものだけで、エフェクトやアンプの設定は全てPC側で行うというものです。ここまでくると、もはやギターもPCの周辺機器の一つという考え方になってきますよね。さきほどのTONEPORTは、ODBになよっしさんが投稿してくださった音源がありまして、LINE6らしい音を聴かせてくれていますが、これはどんな感じになるのかはちょっと分かりません。
ですが、ここまでシンプルにまとめられたシステムというのはもう他にありませんので、きになりますね。こういう「新しい考え方」って大好きなので、価格も安いし、一瞬買ってみようと思ったんですが、うちのPCは古いのでスペックを満たしていないみたいです・・・。
 
録音ソフトなどもそうなんですが、こういった機材を買われるときには、PC側のスペックもちゃんと確認してくださいね。
というわけで、今回は「ギターの宅録」について書いてみました。今回、機材の紹介は思いっきり最小限です。ソフトウェアにも本当に沢山の種類がありますし、是非、みなさんそれぞれの環境にあったものを見つけてみてください。ギターを録音して、後から自分の演奏を聴くというのは練習としても大変いいことです。
 
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