予約に限りポイント10倍!【正規輸入品】【予約受付中:10月初旬入荷予定】 Moen GEC8 JR Guit... |
この「Moen GEC8JR」は、非常にコンパクトながら8ループを実現したプログラマブルスイッチャーです。正確にはシリーズループが7で、セパレートループが1の構成となっているので、単純な8ループよりも、さらに多彩な使い方ができる形ですね。
また、2つのラッチ式リモートスイッチを搭載しており、これでアンプのチャンネルやエフェクターのモードなどを切り替えることも可能。これらループのON/OFFとスイッチのON/OFFを最大24種類までプログラムできる構成となっています。
このリモートスイッチは、片方がステレオケーブルに対応していて、例えばBogner Pedalsのような、ステレオケーブルを使ってリモートするタイプのモデルに使うことも可能。また、セパレートループは3つ目のフットスイッチとして使うこともできるので、Triple Rectifierのような3つのチャンネルを個別のフットスイッチで切り替えることの出来るアンプのチャンネルを全て網羅するような使い方も可能です。
また、通常のプログラムを読み込むRecallモードに加え、ダイレクトにループを操作出来るProgramモードも搭載。Programモード時は、右側の5つのフットスイッチを使って8つのループを操作します。どういうことかというと、ABCDの4つのフットスイッチがそれぞれLoop4321、または8765に割り当てられており、これを右端のBANKスイッチで切り替えるという形で、ダイレクトな操作を実現。なのでLoop1と7を同時に切り替える、みたいなことはできませんが、それでもこれだけ制約のある中でこのモードを搭載しているのは良いと思います。ただし、Programモード時にはミュート操作することはできないようですね。セパレートループをフットスイッチとして使うことはできます。言うまでもありませんが、Recallモードでは設定した8つのループと2つのリモートスイッチ、全てをまとめて読み込んで切り替えることができます。
左側の離れた位置にあるフットスイッチはTスイッチといって、いわゆるミュートスイッチとして使うことが出来ます。ミュート時にはチューナーアウトから信号が出力され、そうでないときはチューナーアウトには信号が流れない仕様ですね。なので、もちろんチューナーに使うことも出来ますが、クリーン専用アンプをチューナーアウトから接続しておけば、アンプの切替スイッチとして使うこともできますね。
プリセットのプログラムは全てフットスイッチだけで設定可能。というかこのスイッチャーにボタン類はありません。
各ループとリモートスイッチの状況は、左上のLEDで確認出来、その横のディスプレイで現在選択中のバンクが表示されるという仕組みですね。BANKスイッチは1〜6のバンクを順に変えていくタイプとなっています。
例えば、BANK DOWNスイッチが無かったり、Programモード時に全てのループを同時に操作することが出来ないなど、機能的に言えば当然ですが、上位モデルのGEC9には敵いません。しかし、これだけの機能を持ちながら、480(L) x 60(W) x 52(H) mmというサイズを実現し、さらに非常に低価格なスイッチャーとなっている点は見逃せないところだと思います。この価格でセパレートループを含む8ループ、+2リモートスイッチのプログラマブルスイッチャーが買えるというのはすごいですね。なお、入力や出力にバッファは無く、全てラッチ式のトゥルーバイパスとなっているということですね。さらに、ON/OFF時のポップノイズを抑えるという、ポップ・キャンセレレーション・サーキットを搭載しています。
JOYO Wave-x PXL-8といい、このGEC8JRといい・・・スイッチャーってもう、高いものではなくなっているってことですね。
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