低価格に、多彩なミニサイズペダルを製作する中国のエフェクターブランドMooer。その先見性から、同じ中国のブランドにコピーされてしまうほど、定番化したエフェクターブランドです。
しばらく新製品が出ていなかったMooerですが、今回久々の新製品が、一気に4機種登場しました。それぞれ見てみましょう。
Mooer The Juicer
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このペダル、アメリカの名ギタリスト、ニール・ザザ
このペダルは、非常に個性的なエフェクトで知られるDOD FX51 Juice Boxというペダルを元に作られたモデルです。ニール・ザザのサウンドは、このペダルとオーバードライブやアンプの歪みを合わせることで作られることが多いそうですね。
ロー〜ミディアムゲインのドライブペダルで、ローゲイン設定ではブースターのような透明感のあるサウンドが作れるということです。コントロールは大きなJuiceノブと、Low、High、Levelコントロールを搭載。2バンドEQで音作りが出来るペダルですね。デザインもとても良い感じです。
本人による解説(英語)
本人によるデモ1
本人によるデモ2
Mooer Mod Factory
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名前とジャンルはModfactor
ハイパフォーマンスのDSPを用い、中央のノブでエフェクトを選択。上部にあるDepthと2つのコントロールによってエフェクトのコントロールを行うことができるというスタイルのペダルです。

搭載されるエフェクトと、そのパラメータ一覧はこんな感じです。コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ヴィブラート、ユニヴァイブ、オートワウあたりは分かりやすいですね。変わったエフェクトとしては、アタックに反応するエンヴェロープフェイザー、強力なトレモロのスタッター、そして、アタックに合わせてリングモジュレーターがかかる、エンヴェロープリングモジュレーターあたりでしょうか。特にEnv. Ringエフェクトは、なかなか他のペダルでは見ることができないので、どんな感じなのか試してみたいですね。
サンプルムービー
これを見る限り、やっぱりリングモジュレーターの異質さが飛び抜けていると思います。他も分かりやすくて使いやすそうなペダルですが、このリングモジュレーターだけは、どこのノイズペダルか、と思うような音が出ていますね。面白そうなペダルです。
Mooer Slow Engine
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ベースとなっているのはBOSS SG-1だと思います。コントロールがSENSEとATTACKという組み合わせで、同じですね。ただ、よく見ると消費電流が128 mAということなので、SG-1を元にしながら、それをデジタルで再構築したペダル、という方が正しいのではないかと思います。
SG-1エフェクトはいろいろなマルチエフェクターに入っていますが、コンパクトペダルとしては今ほとんど無いんですよね。現行品ではMalekko A.D.
サンプル等はまだ無いみたいなのでどんな感じかは分かりませんが、これはちょっときになるペダルです。個人的にスローヴォリューム系ペダルって持ってないですし。
Mooer ThunderBall
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コントロールはVolume、Tone、Gain。そしてFuzzとDistの切替スイッチを搭載。Fuzzモードではクラシカルなベースファズトーン。Distモードではクリーンがブレンドされた、オールドスタイルな歪みが得られるということです。
コントロール構成を見る限り、このペダルはElectro-Harmonix Bass Blogger
サンプルムービー
というわけで、Mooerの新たなペダル4種類でした。シグネチャーモデルの製作、さらにオリジナルデジタルエフェクトなど、より独自性が増したMooerエフェクト。ただのコピーブランドから脱却し、次のステージへと踏み出したようにも感じるラインナップだと思いました。
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