「Old Blood Noise Endeavors SPLIT | MELD」。
ステレオTRS端子と、モノラルTS端子×2を変換するだけの機器。ただ、それが2系統付いているのがこのモデルのポイントですね。
ステレオ対応のエフェクターだと、だいたいモノ×2のスタイルでステレオ処理を行いますが、ものによってはTRSプラグを挿せばステレオ、TSプラグを挿せばモノラルとなるモデルもあります。
あとエフェクトループをTRS端子1つでまかなってるペダルとかもありますね。
そういった機器を接続する際は、これまではY字ケーブルが必要でした。Y字とは、片方がモノ×2、片方がステレオTRSになっているケーブルですね。
こういうケーブル。
それを使わず、TRS-TRSのステレオケーブルと、TS-TSのモノラルケーブルだけでそれらを接続できるようにしようとしたものです。2系統あるので、インプットとアウトプットに使うことができます。
ただそれだけなんですけど、ただそれだけのものをコンパクトペダルサイズに入れた機材ってたしかにあまり無かったかもしれません。
ペダルサイズにこだわらなければ、実はミニプラグだとめっちゃあるんです。ヘッドフォンとかイヤフォンに使うから。あとRCAとフォンとか。これはオーディオ用で使えるから。ですがフォン端子でってなると途端に数が減るんですね。両方がメス端子(ジャック側)となるとほとんど見かけません。
だいぶ探してみたんですが、こういう感じのになってしまいます。これだと隣の端子が近いと使えなかったりします。
これを製品にするって思いついて実行するところがOld Blood Noise Endeavorsって感じもします。刺さる人には刺さる。要らない人はぜんっぜん要らない、みたいな。
そういう姿勢がとても良いモデルですね。
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